文献
J-GLOBAL ID:201702264226618221   整理番号:17A0936079

cis,cisムコン酸異性化と触媒変換バイオベース環状C_6I-1,4-二酸単量体へ【Powered by NICT】

cis,cis-Muconic acid isomerization and catalytic conversion to biobased cyclic-C6-1,4-diacid monomers
著者 (5件):
資料名:
巻: 19  号: 13  ページ: 3042-3050  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2066A  ISSN: 1463-9262  CODEN: GRCHFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
再生可能なテレフタル酸及び1,4 シクロヘキサンジカルボン酸は生物学的及び化学的プロセスの組合せを用いたムコン酸によるバイオマスから製造できる。この変換方式では,cis,cis mucononic酸は最初の原料として糖またはリグニン単量体を用いた発酵により得られた。ジ不飽和cis,cis二酸は,,Diels-Alder環状付加によるバイオベースエチレンと反応し,trans,trans-ムコン酸への異性化,水素化あるいは脱水素化した所望の100%再生可能環状ジカルボン酸を生成した。trans,trans-ムコン酸cis,cisへの異性化はラクトンを形成する閉環を促進する望ましくない副反応に起因して,このプロセスにおける主要なボトルネックである。,ムコン酸の選択的異性化のための新技術が緊急に必要である。,trans,trans-ムコン酸の選択的生成に有利な条件を同定することを目的とする異性化と環化反応の両方に関与する機構を明らかにするために対応する反応速度論を研究した。水性媒体中でのムコン酸の反応性はpHに強く依存することを示した。アルカリ性条件下では,cis,cisムコン酸は対応するムコン酸ジアニオンへ脱プロトン化である。本種は時間の長期間安定であり,異性化しなかった。逆に,cis,cisムコン酸は酸性条件下でそのcis,trans異性体に異性化する。長時間加熱は,カルボン酸とアルケン官能基の反応による分子内環化を誘発する。ムコノラクトンとそのジラクトンの形成は,広範囲の条件にわたってtrans,trans-ムコン酸への異性化よりも速度論的に有利である。しかし,極性非プロトン性溶媒を用いた無機塩またはそれらの溶媒和とカルボン酸塩のキレート化を含む戦略は閉環反応を阻害し,高い選択性(88%)の進め方trans,trans-ムコン酸への異性化を可能にすることが分かった。得られた化合物は,エチレンおよび水素化と1,4-シクロヘキサンジカルボン酸に反応し,ポリエステルとポリアミド工業のための重要な単量体であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
付加反応,脱離反応 

前のページに戻る