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J-GLOBAL ID：201702264285078981   整理番号：17A1694477

インドネシアにおける震災後の再建住宅の長期的変化に関する研究-アチェ,ジョグジャカルタ,パダンを事例として-

著者 (3件)： 高林興暉 (京大 大学院地球環境学舎) ,  岡崎健二 (京大 大学院地球環境学堂) ,  落合知帆 (京大 大学院地球環境学堂)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 15  ページ： 329-332  発行年： 2017年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アチェ(2004年震災),ジョグジャカルタ(2006年震災),パダン(2009年震災)の3都市を対象として,住宅再建の実態と増改築,所有者と居住者の長期的な変化を明らかにし,住宅再建支援の有効性について検討した。再建住宅の直接供給や再建支援金の給付の後に,キッチンやバス/トイレの改修が多く行われていた。中心市街地(アチェ)では住宅の賃貸が盛んであるが,郊外(ジョグジャカルタ,パダン)では居住者の変化がなかった。住宅再建政策における平等性と有効性を保つために,支援基準が問題であり,震災後の家族状況をよく見極める必要がある。

シソーラス用語： インドネシア共和国 ,  震災 ,  *災害復旧 ,  *住宅供給 ,  *経時変化 ,  防災計画 ,  平面計画 ,  増設 ,  改造 ,  厨房 ,  浴室 ,  *補助金 ,  管理者 ,  リース ,  判定基準
準シソーラス用語： アチェ ,  ジョグジャカルタ ,  パダン【地名】

分類 (2件)： 住宅問題  (RD03020R) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (7件)：

• 長谷川庄司, 中林一樹(2010)「開発途上国における災害緊急・復旧・復興対応体制の変遷に関する研究 インドネシア国のスマトラ沖大津波災害、ジャワ島中部地震災害と西スマトラ州パダン沖地震災害を事例とする考察」地域安全学会論文集No.13, 2010.11 pp.317-326.
• Krishna S. Pribadi, Dyah Kusumastuti, Saut A.H. Sagala and Ramanditya Wimbardana“Post Disaster Housing Reconstruction in Indonesia: Review and Lesson from Aceh,Yogyakarta and West Java and West Sumatra Earthquake” Rajib Shaw(2014), Springer,Chapter11 pp.197-224.
• 三田博貴・北後明彦「2006年ジャワ島中部地震における住宅被害と復興時の減災に関する研究-プレンブタン集落における犠牲者遺族への聞き取り調査を通じて-」日本建築学会 近畿支部研究報告集(2009), pp.313-316.
• Kenji Okazaki, Krishna S. Pribadi, and Dyah Kusumastuti “Learning on the Safety Issues of Reconstruction Houses from the 2004 Great Indian Ocean Earthquake and Tsunami in Aceh, Indonesia” R. Shaw, Recovery from the Indian Ocean Tsunami: A Ten-Year Journey, Japan: Springer(2015), pp.241-257.
• BRR (2009)“10 Management Lessons for Host Governments Coordinating Post-disaster Reconstruction”

タイトルに関連する用語 (7件)： インドネシア ,  震災 ,  再建 ,  住宅 ,  長期 ,  研究 ,  パダン