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J-GLOBAL ID:201702264285881291   整理番号:17A0439054

ラット大動脈における内皮血管拡張に対する2-(4-ヒドロキシフェニル)アミノ-1,4-ナフトキノンの調節効果

Modulatory Effect of 2-(4-Hydroxyphenyl)amino-1,4-naphthoquinone on Endothelial Vasodilation in Rat Aorta
著者 (18件):
資料名:
巻: 2016  ページ: ROMBUNNO.3939540 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7012A  ISSN: 1942-0900  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血管内皮は,血流の制御に不可欠な役割を果たしている。様々な用量でキノン(メナジオン)のような薬理学的な薬剤は,種々の方法でこのプロセスを調節している。本研究では,2-フェニルアミノ-1,4-ナフトキノン誘導体であるQ7は,内皮または血管平滑筋細胞に対する細胞傷害性がない濃度で,酸化ストレスを増加させ,血管機能障害を誘導した。Q7は,ラット大動脈のアセチルコリンに対する一酸化窒素(NO)レベルと内皮血管拡張を減少させた。また,それは,CaCl2をカルシウムフリー培地に添加した時,フェニレフリン誘発血管収縮を増加させることにより,細胞内貯蔵からのカルシウムの放出を鈍くした,しかし細胞外からのカルシウムの流入に影響を及ぼさなかった。Q7は,BaCl2(10-3M),内向き整流K+チャネルブロッカー,への収縮を増加させ,BaCl2で事前に収縮させた大動脈環においてKCl(10-2M)への血管拡張を阻止した。これはニトロプルシドナトリウム(10-8M),NO供与体,で回復した。結論として,Q7誘発血管収縮はK+チャネルを介してカルシウムフラックスを含む細胞機構の調節を介していた,そして酸化ストレスは内皮障害を誘発した。これらの知見は,薬理学的に血管拡張を調節することができる低細胞毒性を持つ新しいキノン誘導体の特徴づけに寄与する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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循環系の基礎医学  ,  血管作用薬・降圧薬の基礎研究 
物質索引 (4件):
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