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J-GLOBAL ID:201702264363333494   整理番号:17A0822136

オーキシン/インドール-3-酢酸17とRGA-LIKE3の統合は,シロイヌナズナにおける一酸化窒素による安定化による塩ストレス耐性を付与する

Integration of auxin/indole-3-acetic acid 17 and RGA-LIKE3 confers salt stress resistance through stabilization by nitric oxide in Arabidopsis
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巻: 68  号:ページ: 1239-1249  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物は,ストレス感知やシグナル伝達を行う二次メッセンジャーによって,塩ストレスに応答する複雑なメカニズムを発達させている。ストレス応答では,一酸化窒素(NO)は「何でも屋」として知られているが,NOによる植物ホルモン間のクロストークについてはわかっていない。本研究では,シロイヌナズナにおいて,AUXIN/INDOLE-3-ACETIC ACID17(Aux/IAA17)とRGA-LIKE3(RGL3)の両蛋白質の関連性について調査した。その結果,IAA17蛋白質は,RGL3蛋白質と直接的に相互作用し,その蛋白質安定性を高めることが示された。また,両遺伝子は,塩ストレス耐性を付与した。IAA17とジベレリンの合成やシグナル伝達,ならびにIAA17相互作用複合体とNOによる塩ストレス応答との間には明らかな関連性が認められた。こうした結果から,IAA17とRGL3蛋白質の統合は,NOによる塩ストレス応答の必須成分であることが明らかとなった。
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分類 (2件):
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植物ホルモン  ,  遺伝子発現 
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