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J-GLOBAL ID:201702264441823502   整理番号:17A0717752

ヒューマンファクターの観点から原子力発電所事故を読み解く

著者 (3件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 213-219  発行年: 2017年06月15日 
JST資料番号: G0902A  ISSN: 0916-1600  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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「組織事故」から実効的な教訓や抜本的な対策を得るためには,人間行動の背景要因を分析することが重要である。本稿では,まず,原子力分野においてヒューマンファクターが重視視されるに至った経緯を述べた。次に,著者らの福島第一原子力発電所事故への調査活動の中から,CRM(Crew Resource Management)の視点からの検討と組織の事故対応能力の評価の結果を概観し,ヒューマンファクタの観点から事故調査のあり方を検討した。具体的には,1)ヒューマンファクターの観点からの福島第一原子力発電所事故の調査・検討の試み(CRM訓練,CRMの観点からの運転員によるプラント状態把握の状況の検証,組織の事故対応能力の検証など),2)教訓を得るための組織事故の調査(事故調査の重要性と目的,事故調査と捜査との立場の違い,事故調査の分析過程,ヒューマンファクターの観点からの事故調査,プラント事故調査委員会)について述べた。
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分類 (3件):
分類
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人間機械系  ,  安全管理  ,  原子力発電 
引用文献 (20件):
  • [1] J・リーズン(塩見監訳, 高野, 佐相訳): 組織事故, 日科技連(1999)
  • [2] 日本原子力学会ヒューマン・マシン・システム研究部会 東京電力(株) 福島第一原子力発電所事故調査検討小委員会: ヒューマンファクターの観点からの福島第一原子力発電所事故の調査,検討, ヒューマン・マシン・システム研究部会(2015)
  • [3] 村上, 斎藤: 機長のマネジメント -クルーリソースマネジメント-, 産能大学出版部(1997)
  • [4] J. G. Kemeny et al.: The President's Commission on the Accident at TMI (1979)
  • [5] F. H. Hawkins: Human Factors in Flight, Gower Technical Press (1987)
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