文献

J-GLOBAL ID：201702264495247123   整理番号：17A0492148

ラジカル開始剤並びに選択性酸化剤としてのNFSIによるアルケン及びアルキン類のスルホキシド化

Sulfoxidation of alkenes and alkynes with NFSI as a radical initiator and selective oxidant

著者 (7件)： Zhang Yuexia (Division of Chemistry & Biological Chemistry, School of Physical & Mathematical Sciences, Nanyang Technological University, Singapore 637371, Singapore. [e-mail]) ,  Wong Zeng Rong ,  Wu Xingxing ,  Lauw Sherman J. L. ,  Huang Xuan ,  Webster Richard D. ,  Chi Yonggui Robin
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 53  号： 1  ページ： 184-187  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スルホキシドは重要な官能性分子である。このクラス分子の短工程(ワンポット)合成経路を,温和で金属フリーな条件下におけるチオール類とアルケンもしくはアルキン類とを反応させる事により開発した。N-フルオロベンゼンスルホンイミド(NFSI)を二重の役割を演じさせるために用いた:スルフィド付加体類を形成するチオール-エン/イン反応のためのラジカル開始剤として,並びにin situに形成されたスルフィド類のスルホキシドへの変換のための効率的酸化剤として,である。著者らのアプローチにおいては,スルホキシド類からスルホン類への過酸化は回避される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *スルホキシド ,  *チオール ,  *芳香族化合物 ,  *アルケン ,  反応促進剤 ,  *ハロゲノアミン ,  反応機構 ,  アルキン ,  ラジカル反応 ,  付加反応 ,  酸化 ,  酸化剤
準シソーラス用語： スルホキシド化 ,  *チオフェノール誘導体 ,  ラジカル開始剤 ,  ラジカル付加

分類 (5件)： 芳香族単環スルホン酸・スルフィン酸・スルフェン酸  (CF05140B) ,  芳香族単環スルホキシド・スルホン・スルホニウム  (CF05130Q) ,  芳香族単環チオール  (CF05110U) ,  アルケン  (CF03030T) ,  アルキン  (CF03040E)

物質索引 (18件)： 4-メチルスチレン ,  N-フルオロベンゼンスルホンイミド酸 ,  チオフェノール ,  (4-メチルフェネチル)フェニルスルホキシド ,  (4-メトキシフェネチル)フェニルスルホキシド ,  フェネチルフェニルスルホキシド ,  [2-(2-ナフチル)エチル]フェニルスルホキシド ,  (4-ブロモフェネチル)フェニルスルホキシド ,  (3-ブロモフェネチル)フェニルスルホキシド ,  (2-ブロモフェネチル)フェニルスルホキシド ,  4-[2-(フェニルスルフィニル)エチル]ベンゾニトリル ,  (インダン-2-イル)フェニルスルホキシド ,  (テトラリン-2-イル)フェニルスルホキシド ,  (4-メチル-trans-スチリル)フェニルスルホキシド ,  (4-クロロ-trans-スチリル)フェニルスルホキシド ,  (4-フルオロ-trans-スチリル)フェニルスルホキシド ,  [(E)-3,3-ジメチル-1-ブテニル]フェニルスルホキシド ,  [(E)-1-オクテニル]フェニルスルホキシド

タイトルに関連する用語 (6件)： ラジカル開始剤 ,  選択性 ,  酸化剤 ,  アルケン ,  アルキン ,  スルホキシド化