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J-GLOBAL ID：201702264516959813   整理番号：17A0564997

窓開け換気が室内の粒子状物質濃度に与える影響

著者 (1件)： 菊本英紀 (東大)
資料名： クリーンテクノロジー  (Clean Technology)
巻： 27  号： 5  ページ： 47-51  発行年： 2017年05月10日 
JST資料番号： L1138A  ISSN： 0917-1819  CODEN： KTEKER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 室内空間の換気は,屋外空気が清浄であることを前提としているが,粒状物質PMは一般に屋外の方が高濃度であるので,換気は室内PM濃度の上昇になる。人々は一般的に9割以上の時間を室内で過ごすとされていることから,室内PMの人々への影響を明らかにすることが重要である。都内の事務室を対象に室内PMを連続計測し,窓開け換気利用時と非利用時のPM濃度の変化について,変化の傾向と粒子径との関係を考察した。3~5名が執務する事務室において,光散乱方式による粒子個数計で,3週間測定した。計測結果を図に示して説明すると共に,粒径と濃度変化率について詳細に考察した。PMは室内よりも屋外で高い濃度を示し,機械換気のみの場合より,窓開け換気のほうが室内のPM濃度は上昇する傾向が見られた。最後に,PMの重力沈降について触れ,さらなる検討が必要としている。

シソーラス用語： *換気 ,  強制換気 ,  自然換気 ,  *大気汚染物質 ,  粒子 ,  *浮遊粒子状物質 ,  汚泥濃度 ,  濃度 ,  計数法 ,  沈降 ,  *光散乱検出器
準シソーラス用語： *PM【排ガス】 ,  機械換気 ,  気中濃度 ,  *窓開け ,  大気粒子状物質 ,  粒子計数 ,  粒子状物質 ,  粒子数濃度 ,  粒子沈降

分類 (4件)： 粒状物調査測定  (SB03060E) ,  換気  (PC02040B) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 窓 ,  換気 ,  室内 ,  粒子状物質