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J-GLOBAL ID：201702264600858898   整理番号：17A0336035

選択実験におけるチェックボックス位置効果の再検証 ユーグレナ食品に関する大学生調査データを事例として

Reexamination of the Checkbox Positioning Effect in Choice Experiments-Evidence from a Survey of Japanese Undergraduates on Food Containing Euglena-

著者 (2件)： OHDOKO Taro (獨協大 経済) ,  TAMAMIYA Yoshiyuki (獨協大 法)
資料名： 獨協大学情報学研究所情報学研究  (Journal of Informatics. Institute of Informatics, Dokkyo University)
巻： 6  ページ： 37-65  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： L8436A  ISSN： 2186-7666  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環境の経済評価において選択実験が頻繁に用いられるようになった一方で,調査票設計に際して検討すべき課題のひとつであろう,選択実験のチェックボックス位置効果を検証した研究がOhdoko and Tamamiya(2016)以外に存在しない。Ohdoko and Tamamiya(2016)は正規分布を仮定した混合ロジットを用いているが,スケールパラメータの不均一性など,混合ロジットには限界のあることが報告されつつある。分析手法のさらなる改善のために,Fiebig et al.(2010)では選好の多様性とスケールパラメータの不均一性を同時に分析できる一般化多項ロジットが開発された。そこで本研究は,Ohdoko and Tamamiya(2016)のデータを用いて,より柔軟な一般化多項ロジットで選択実験のチェックボックス位置効果を検証した。分析の結果,点推定としては位置効果のないことが示された一方で,パラメータの分布の検討からは,チェックボックスと価格属性を選択セットの上に置くことで,部分的な属性情報の非処理が生じると示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *回帰モデル ,  *環境アセスメント ,  環境保全 ,  経済性 ,  ユーグレナ類 ,  食品 ,  事例研究 ,  ロジスティックス ,  多変量解析 ,  回帰分析
準シソーラス用語： *多項ロジット ,  *環境経済評価 ,  選択実験

分類 (2件)： システム・制御理論一般  (IA02010H) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (8件)： 選択実験 ,  チェック ,  ボックス ,  位置効果 ,  検証 ,  食品 ,  大学生 ,  調査