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J-GLOBAL ID：201702264628575016   整理番号：17A1009974

異常に高い酸化状態および水の酸化触媒反応を促進するピリジンアルコキシドキレート配位子

A Pyridine Alkoxide Chelate Ligand That Promotes Both Unusually High Oxidation States and Water-Oxidation Catalysis

著者 (8件)： MICHAELOS Thoe K. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  SHOPOV Dimitar Y. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  SINHA Shashi Bhushan (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  SHARNINGHAUSEN Liam S. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  FISHER Katherine J. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  LANT Hannah M. C. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  CRABTREE Robert H. (Yale Univ., Connecticut, USA) ,  BRUDVIG Gary W. (Yale Univ., Connecticut, USA)
資料名： Accounts of Chemical Research  (Accounts of Chemical Research)
巻： 50  号： 4  ページ： 952-959  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： B0966A  ISSN： 0001-4842  CODEN： ACHRE4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人工光合成による太陽光燃料の生成のボトルネックである水の酸化触媒反応(WOC)の触媒として,高い酸化状態の安定化した中心金属と耐酸化性および強固な結合の配位子から成る優れた錯体が求められる。Ir系WOCに関する著者らの研究により,これらの要求を満たす配位子として2-(2′-ピリジル)-2-プロパノアート(pyalk)を同定することができた。本稿では,水の酸化触媒反応のイリジウム系触媒(例えば,Cp^*Ir(pyalk)OH)のpyalk配位子の特徴に関して下記の項目について説明した。1)設計の原理-電子供与と耐酸化性のバランス,触媒のターンオーバー時の安定性および異方性の配位子場,2)高酸化状態化学への応用-安定な高い酸化状態の酸化,活性なWOCの理解および第一列遷移金属(例えばMn)と改良された配位子の設計。

シソーラス用語： 光合成 ,  *光触媒反応 ,  *水 ,  *接触酸化 ,  *光触媒 ,  *遷移金属触媒 ,  *イリジウム錯体 ,  シクロペンタジエニル錯体 ,  ヒドロキソ錯体 ,  *窒素複素環化合物 ,  配位子 ,  触媒活性 ,  ターンオーバー
準シソーラス用語： *イリジウム触媒 ,  *ピリジン類 ,  二座配位子 ,  *光触媒酸化 ,  人工光合成

分類 (3件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  ピリジン  (CF07095Q)

物質索引 (2件)： ペンタメチルシクロペンタジエン ,  1-(2-ピリジニル)-1-メチルエタノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 酸化状態 ,  水の酸化 ,  触媒反応 ,  促進 ,  配位子