抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,漸進的構文解析(incremental parsing)のように,一部だけ変更されたプログラムに対して構文解析を行う手法を提案する。incremental parsingとの違いとしては,既存のコンパイラの構文解析器を使用して行う点である。そのため,特殊な構文解析器を作成する必要がなく,既存の言語を対象に一部だけ変更されたプログラムに対する構文解析の実装は容易になる。具体的には,コンパイラの構文解析器を使用して,構文同士の結合度による組み替え・他の構文の略奪の規則を導出し,それらが行われるプログラムを自動的に生成する。括弧等の抽象構文木の時点で失われる情報は人が補う必要があるが,それ以外のプログラムは扱うことができる。(著者抄録)