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J-GLOBAL ID：201702264667105110   整理番号：17A0679776

シナリオを決めない防災のあり方~滋賀県高島市の事例~

著者 (2件)： 佐保田哲平 (名古屋大 農) ,  田中隆文 (名大 院)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 65  ページ： 131-134  発行年： 2017年04月28日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タイムラインとは,自治体や住民などが,災害の発生前後で「いつ」「だれが」「何をするか」を時間軸に沿って記述した防災行動計画のことである。このタイムラインはシナリオの設定を前提としており,想定外の事態が発生した場合,機能しなくなる。平成28年の夏,滋賀県高島市で,「あえて細部のシナリオを設けない」総合防災訓練が実施された。本報告では,この「シナリオなし」の防災訓練について解析を進めた。その結果,「シナリオなし」の防災訓練とは,各部局等の組織の各対策班が状況を想定し,対応するというものであり,新たな想定や問題点を見つけ出し,防災行動計画の作成などに役立てることが期待されるものであった。(著者抄録)

シソーラス用語： *防災 ,  災害 ,  *シナリオ ,  *行動計画 ,  事例研究 ,  自治体 ,  住民 ,  滋賀県 ,  *適応訓練
準シソーラス用語： 時間軸 ,  被害想定 ,  *防災訓練

分類 (1件)： 災害・防災一般  (RA02010Q)

タイトルに関連する用語 (4件)： シナリオ ,  防災 ,  滋賀県 ,  高島市