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J-GLOBAL ID：201702264667629457   整理番号：17A0593509

脱臭設備の活性炭pH診断法による臭気管理技術の開発

Development of Odor Management Techniques Based on the pH Diagnostic Method for Activated Carbon Used in Deodorizing Equipment

著者 (5件)： 幡野宏貴 (東京都 下水道局) ,  樋口和也 (東京都 下水道局) ,  熊田翔史 (東京都 下水道局) ,  溝口友紀 (東京都 下水道局) ,  一力吉仁 (東京都 下水道局)
資料名： 東京都下水道局技術調査年報(Web)  (Annual Report on Technical Research & Development. Bureau of Sewerage, Tokyo Metropolitan Government (Web))
巻： 2016  ページ： ROMBUNNO.4-1-2 (WEB ONLY)  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： U0383A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京都下水道局では,下水道施設から発生する臭気の防止対策として,活性炭等を使用した脱臭設備を導入している。脱臭設備の脱臭能力は,3点比較式臭袋法による臭気測定結果をもとに判断していたが,コストと時間を要するため,現状の脱臭能力を迅速に把握することが困難であった。そこで,活性炭の脱臭能力を定量的に評価する手法として,pH診断法を開発した。pH診断法は,誰でも簡単に活性炭の脱臭能力を直接把握できるところにメリットがある。pH診断法を活用した結果,従来の交換サイクルより活性炭を延伸して使用することが可能となり,維持管理コストを削減しながら,臭気基準値を遵守することができた。(著者抄録)

シソーラス用語： 東京都 ,  事業 ,  下水処理施設 ,  対策 ,  防止 ,  臭気 ,  *活性炭 ,  *設備 ,  *脱臭 ,  *診断 ,  *pH【水素イオン指数】 ,  規格値 ,  技術 ,  管理
準シソーラス用語： pH診断法 ,  下水道事業 ,  臭気管理技術 ,  臭気基準値 ,  臭気防止対策 ,  脱臭設備 ,  脱臭能力

分類 (2件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  吸着剤  (YB03000W)

引用文献 (4件)：

• Adib, F.; Bagreev, A.; Bandosz T. J. (2000) Analysis of the relationship between H2S removal capacity and surface properties of unimpregnated activated carbon. Eviron. Sci. Technol, 34, 686-692.
• 川瀬義矩:はじめての脱臭技術, 東京電機大学出版局, p69(2011)
• 社団法人臭気対策研究協会:悪臭防止技術の手引き(X)(下水道施設編), p46(1994)
• 正田誠:繊維状活性炭を利用した新脱硫技術,資源環境対策,30(7),43~49(1994)

タイトルに関連する用語 (7件)： 脱臭 ,  設備 ,  活性炭 ,  pH ,  診断法 ,  臭気 ,  開発