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J-GLOBAL ID：201702264744332371   整理番号：17A1554056

単層金属ハロゲン化物MX_2(X=Cl, Br, I):第一原理およびモンテカルロシミュレーションからの安定性および調整可能な磁性【Powered by NICT】

Single-layer metal halides MX₂ (X = Cl, Br, I): stability and tunable magnetism from first principles and Monte Carlo simulations

著者 (2件)： Kulish Vadym V. (Department of Mechanical Engineering, National University of Singapore, 21 Lower Kent Ridge Rd, 119077, Singapore. [e-mail]) ,  Huang Wei
資料名： Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices  (Journal of Materials Chemistry C. Materials for Optical, Magnetic and Electronic Devices)
巻： 5  号： 34  ページ： 8734-8741  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2383A  ISSN： 2050-7526  CODEN： JMCCCX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 第一原理計算に基づいて,2D材料-MX_2金属ジハロゲン化物(X=Cl, Br, I)の新しいクラスを調べた。著者らの結果は,単層二ハロゲン化物はエネルギー的にそして動的に安定であり,それらのバルク層状型から潜在的に剥離できることを示した。2D FeX_2,NiX_2,CoCl_2とCoBr_2単分子層は強磁性(FM)が,VX_2,CrX_2,MnX_2とCoI_2は反強磁性(A FM)。2次元二ハロゲン化物の磁気的性質は,ハロゲンp状態を介したA FM直接最近接d-d交換とFM超交換間の競合に由来し,これはいろいろな磁気状態が得られた。磁気的性質の温度依存性と磁気転移のCurie温度は古典的H eisenbergハミルトニアンを持つIsingモデルに基づく統計的モンテカルロシミュレーションを用いて評価した。単層二ハロゲン化物の磁気的性質は,さらなる歪およびキャリアドーピングによって調整することができる。著者らの研究は,ナノスピントロニクスにおける有望な応用性を持つ既存の2D材料のファミリーを拡大する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *第一原理 ,  磁気転移 ,  磁気的性質 ,  Curie温度 ,  強磁性 ,  *単一層 ,  計算 ,  *磁性 ,  ハミルトニアン ,  反強磁性 ,  *ハロゲン化物 ,  温度依存性 ,  Ising模型 ,  二次元
準シソーラス用語： 第一原理計算 ,  *モンテカルロシミュレーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (3件)： その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  塩  (CD01050V) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 単層 ,  金属ハロゲン化物 ,  Br ,  第一原理 ,  モンテカルロシミュレーション ,  安定性 ,  磁性