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J-GLOBAL ID:201702264764454149   整理番号:17A0962001

製紙スラッジ焼却灰を利用した低炭素コンクリートの性能評価

Performance Evaluation of Low Carbon Concrete using Paper Sludge Ash
著者 (6件):
資料名:
巻: 133  号:ページ: 132-139(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0755A  ISSN: 1884-0450  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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フライアッシュや高炉スラグ微粉末に加えてPS 灰を混和材として用いたコンクリートの強度特性や耐久性能,環境への影響について検討した。具体的にはプレキャスト部材に使用することを想定し,PS 灰および高炉スラグ微粉末の2 種,または,それにフライアッシュを加えた3 種の混和材をセメントに代替し,セメント使用率を45 % まで低減させた低炭素コンクリートについて,品質・基本性能としてフレッシュ性状の確認や圧縮強度特性,乾燥収縮特性,ひび割れ抵抗性を,耐久性能として,中性化特性,耐塩害性,耐凍害性を,環境への影響評価として,物質溶出特性を評価した。実験の結果から2種混合,3種混合のコンクリートは長期的な強度発現がみられるが,PS 灰の長期強度寄与度は高炉スラグ微粉末より低いことが伺えた。また,PS 灰に含まれている粘土鉱物が,保水,膨張することで乾燥収縮を低減する効果がみられた。耐久性能に関しては,総セメント量の減少により中性化が促進される一方で耐塩害性は向上する。耐凍害性は低下する傾向が確認された。ただし,これらへのPS 灰の影響は明確ではない。また,有害物質の溶出に関しては土壌環境基準値以下である。これらの結果から,硬化コンクリートに関して基本的性能を明らかにすることができた。
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
タイトルに関連する用語 (4件):
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