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J-GLOBAL ID：201702264812268348   整理番号：17A0513389

ビスマスドープのMgO-Al₂O₃-SiO₂ガラスの磁気光学的研究:近赤外ルミネセンスの特性について

A magneto-optical study of bismuth-doped MgO-Al₂O₃-SiO₂ glass: on the nature of near-infrared luminescence

著者 (4件)： LAGUTA A. V. (Univ. Lille-1, Lille, FRA) ,  DENKER B. I. (A M Prokhorov General Physics Inst., Russian Acad. of Sci., Moscow) ,  SVERCHKOV S. E. (A M Prokhorov General Physics Inst., Russian Acad. of Sci., Moscow) ,  RAZDOBREEV I. M. (Univ. Lille-1, Lille, FRA)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 47  号： 2  ページ： 123-134  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミノケイ酸ガラスは,近赤外発光,磁気円二色性,磁気円偏光などの特性を示す。アルミノケイ酸ガラスの磁気光学特性を詳細に調べるために,近赤外ルミネセンス分光法の利用について検討した。MgO-Al₂O₃-SiO₂ガラスにビスマスをドーピングし,近赤外ルミネセンスの特性を観測して,スペクトル解析を行った。ガラス中に少なくとも3つの異なる光学的中心が観測された。光学的中心には,ビスマスイオンクラスタ,Bi⁺イオン,ガラス構造欠陥などが関与した。Bi⁺イオンと構造欠陥の間のエネルギー移動を解析し,磁場および温度の関数として,磁気円偏光二色性と磁気円偏光を分析した。3つの中心のすべてが,偶数の電子(正孔)を有することを示した。赤色と近赤外の発光バンドは,欠陥の遷移に起因することを示した。

シソーラス用語： *ルミネセンス ,  *近赤外スペクトル ,  *磁気光学効果 ,  *アルミノケイ酸ガラス ,  ビスマス ,  ドーピング ,  酸化マグネシウム ,  磁気円二色性 ,  クラスタイオン ,  エネルギー移動 ,  円偏光二色性 ,  ガラス構造 ,  円偏光 ,  近赤外線 ,  格子欠陥

分類 (3件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  電気光学効果,磁気光学効果  (BM08020L) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

タイトルに関連する用語 (10件)： ビスマス ,  ドープ ,  MgO ,  Al2O3 ,  SiO2 ,  ガラス ,  磁気光学 ,  研究 ,  近赤外 ,  ルミネセンス