文献
J-GLOBAL ID:201702264835032737   整理番号:17A1158923

CH3OH+H反応におけるメチルラジカルと水生成経路の役割に関する新規評価【Powered by NICT】

A novel assessment of the role of the methyl radical and water formation channel in the CH3OH + H reaction
著者 (3件):
資料名:
巻: 19  号: 36  ページ: 24467-24477  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
実験と理論の多くの報文は,メタノールとの水素原子反応で,ほぼ排他的に二つの経路(つまりメチル(R1)とヒドロキシル(R2)官能基からのH引抜き)を説明している。最近,幾つかの宇宙化学研究は,本反応で別の経路(惑星大気中の分子構成成分の豊度と関連する運動論的シミュレーションで重要である),つまりメチルラジカルと水生成(R3経路)を主張している。ここでは,第三経路の実験と理論による反応速度定数の不足と不確実性に動機付けられ,二つの重要な温度(300と2500K)で熱運動化される第一原理Car-Parrinello分子動力学を開発した。更に,ベンチマーク電子構造レベルで高レベル変形遷移状態理論(d-TST)を利用し,全三つの経路の反応速度定数を計算した。d-TSTが,実応用で必要とされる精度でCH3OH+H反応(適度なトンネル効果系の典型)の全体速度定数を記述するのに適当なことを示した。1000Kで実験比kR1/kR2≒0.84とkR1/kR3≒15~40を考慮し,以前の理論的研究と比較時に,より良好な各推定値7.47と637を提供した。これらの方法の組合せは,重要な温度範囲で第三経路の役割を明白に実証し,メチルラジカルと水の生成を推定するために熱力学的制御を考慮する重要性を示した。これらの結果が,CH3OH+H反応の基本的な反応速度式の解明を助けることを期待する。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂肪族アルコール  ,  光化学反応,ラジカル反応  ,  反応速度論・触媒一般  ,  分子の電子構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る