抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】ラットの脊髄の運動ニューロンにおけるBCL-2およびC-JUNの発現に及ぼすバルプロ酸の効果を観察する。【方法】2012年9月から2015年12月までに,60匹の成体雄ラットを,ランダムに2つの群に分割した:単純群(N=300),水群(N=300),およびバルプロ酸群(N=300)。単純損傷群はバルプロ酸を含まない飲用水であった。手術後1,2,3,7,14,28日目に,C_5T_1脊髄サンプルを採取し,C-JUNとBCL-2発現陽性ニューロンの数を免疫組織化学法で測定し,統計学的に分析した。【結果】1,2,3,7,14,28日目のC-JUN発現陽性ニューロンのパーセンテージは,それぞれ,(21.33±4.87)%,(33.78±4.27)%,(28.45±5.75)%,(25.33±6.00)%,(12.05±3.72)%および(7.11±1.86)%であった。バルプロ酸群では,それぞれ(13.33±4.45)%,(23.56±5.12)%,(18.67±3.37)%,(15.56±4.45)%,(11.56±2.90)%,(4.06±2.89)%であった。C-JUN陽性細胞のパーセンテージは,バルプロ酸群でより低く,術後1,2,3,7日目に有意差があった(P<0.05)が,14,28日目には有意差がなかった(P>0.05)。単純損傷群の術後1,2,3,7,14,28日目。BCL-2発現陽性ニューロンのパーセンテージは,それぞれ(30.83±5.16)%,(36.07±2.70)%,(41.82±3.40)%,(58.55±3.50)%,(34.18±1.52)%,(29.45±2.37)%であった。バルプロ酸群は,それぞれ(37.29±3.17)%,(L±3.31)%,(60.73±2.76)%,(74.54±3.42)%,(37.09±2.07)%,(32.37±1.52)%であった。バルプロ酸群のBCL-2陽性細胞のパーセンテージは単純な損傷群より高く、術後1、2、3、7、14日目に、両群の間に統計学的有意差が認められた(P<0.05)、術後28日目、両群の間に統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:腕神経叢裂離の早期に、バルプロ酸は運動失調症におけるC-JUNの発現を抑制し、BCL-2の発現を促進する可能性がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】