文献

J-GLOBAL ID：201702265014606027   整理番号：17A1537736

ハロゲン原子の相互作用とboropheneを持つ分子【Powered by NICT】

The interaction of halogen atoms and molecules with borophene

著者 (4件)： Khanifaev Jamoliddin (UNAM - National Nanotechnology Research Center and Institute of Materials Science and Nanotechnology, Bilkent University, 06800 Ankara, Turkey. [e-mail]) ,  Pekoez Rengin ,  Konuk Mine ,  Durgun Engin
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 42  ページ： 28963-28969  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホウ素(すなわち,borophene)と他の多形の座屈した単層シートの実現が二次元システムの分野で大きな関心を集めている。boropheneの電子を供与する傾向に触発されて,borophene単一ハロゲン原子(F, Cl, Br, I)の相互作用を解析した。可能な吸着サイトを試験し,ホウ素原子の配位は基底状態であることが分かった。結合と強い化学的相互作用の性質を状態密度と電荷差異分析の予測密度を用いて明らかにした。boropheneの表面上の単一ハロゲン原子の移動を解析し,原子サイズと共に減少することを高い拡散障壁が得られた。boropheneの金属量は,吸着時に保存されるが,電気伝導率の異方性が変化する。ハロゲン原子の型の吸着と形成エネルギー,原子間距離,電荷移動,拡散障壁,結合特性の変化を調査し,傾向を明らかにした。最後に,解離の可能性を含むハロゲン分子(F₂,Cl₂,Br₂,I₂)の吸着を研究した。得られた結果は,boropheneのハロゲン化誘導体の基本的理解のための実質的なだけでなく,近未来技術的応用に有用である。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *相互作用 ,  化学的性質 ,  クラスタ分子 ,  *ホウ素 ,  結合部位 ,  吸着 ,  基底状態 ,  状態密度 ,  拡散障壁 ,  電気伝導率 ,  エネルギー ,  バンド構造 ,  核間距離 ,  電荷移動 ,  フッ素 ,  炭素 ,  臭素 ,  ヨウ素 ,  *ハロゲン
準シソーラス用語： ボロフェン ,  化学的相互作用 ,  吸着サイト ,  形成エネルギー ,  原子間距離

分類 (1件)： 固-気界面一般  (CB12041H)

タイトルに関連する用語 (3件)： ハロゲン原子 ,  相互作用 ,  分子