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J-GLOBAL ID：201702265041927193   整理番号：17A0509461

ビスフェノールA慢性曝露後のゼブラフィッシュの脳のプロテオーム解析

Proteomics analysis of zebrafish brain following chronically exposed to bisphenol A

著者 (6件)： WU Xiangyang (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  LU Chongwei (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  DONG Xing (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  ZHANG Zhen (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN) ,  YANG Ming (Shanghai Univ., Shanghai, CHN) ,  XU Hai (Jiangsu Univ., Zhenjiang, CHN)
資料名： Toxicological and Environmental Chemistry  (Toxicological and Environmental Chemistry)
巻： 99  号： 3-4  ページ： 469-481  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： D0907A  ISSN： 0277-2248  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 低濃度のビスフェノールAへの長期慢性曝露がもたらす神経毒性をプロテオーム分析で検討した。雄のゼブラフィッシュを10μg/lのビスフェノールAに45日間曝露した。対照区と曝露区のゼブラフィッシュの脳をiTRAQとナノHPLC-MS/MSの組み合わせで比較分析した。その結果46の蛋白質の発現が慢性曝露により変動することが分かった。これら蛋白質を遺伝子オントロジーとKEGG経路で分析した。生物学的プロセスでは代謝プロセス,輸送,生物学的制御に,細胞の構成要素では細胞質,オルガネラに,分子機能ではイオン結合,ヌクレオチド/ヌクレオシド結合,ATP結合に分類される蛋白質が多かった。また代謝プロセスは窒素化合物代謝,核酸代謝,ATP代謝,蛋白質代謝,遺伝子発現に分類できた。以上の結果からゼブラフィッシュの脳に対するビスフェノールAの毒性は複雑であると結論した。

シソーラス用語： *脳 ,  *ゼブラフィッシュ ,  曝露 ,  解析 ,  *神経毒性 ,  HPLC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  糖質代謝 ,  細胞情報伝達 ,  アミノアシルtRNA ,  生体輸送 ,  細胞質 ,  オルガネラ ,  ヌクレオチド結合 ,  イオン結合 ,  標識 ,  フェノール類
準シソーラス用語： *慢性曝露 ,  *プロテオーム解析 ,  HPLC-MS/MS分析 ,  カルシウムシグナル伝達 ,  iTRAQ

分類 (5件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  魚類  (FH02020K) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  水質汚濁一般  (SB02010U) ,  有機化合物の毒性  (GZ02030Y)

物質索引 (1件)： ビスフェノールA

タイトルに関連する用語 (5件)： ビスフェノールA ,  慢性曝露 ,  ゼブラフィッシュ ,  脳 ,  プロテオーム解析