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J-GLOBAL ID：201702265064046306   整理番号：17A1086683

選択された母体および胎児合併症と関連した差異的miR-346およびmiR-582-3p発現

Differential miR-346 and miR-582-3p Expression in Association with Selected Maternal and Fetal Complications

著者 (6件)： TSAI Pei-Yin (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  LI Sheng-Hsiang (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  LI Sheng-Hsiang (National Cheng Kung Univ. Hospital, Tainan, TWN) ,  CHEN Wan-Ni (National Cheng Kung Univ. Hospital, Tainan, TWN) ,  TSAI Hui-Ling (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN) ,  SU Mei-Tsz (National Cheng Kung Univ., Tainan, TWN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 7  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： いくつかのmiRNAはヒト妊娠性組織で発現し,一部は胎盤機能不全および複雑な妊娠結果と関連することが示されている。有害な産科事象におけるmiR-346とmiR-582-3pの役割を調べるために,健常対照群(n=60),子癇前症(n=31),早産(n=29),在胎期(n=19)患者を含む4つのグループの妊婦から得られた3つのサンプル(母体血液,臍帯血および胎盤)におけるこれら2つのmiRNAを分析した。全ての有害な産科成果グループにおけるmiR-346およびmiR-582-3pの発現レベルは,母体血漿サンプルで有意に高かったが,胎盤サンプルではより低かった(すべてp値<0.05)。さらに,胎児臍帯血中のmiR-346発現レベルも,含まれる有害な産科成果グループすべてにおいて有意に低かった(すべてp<0.05)。母親の年齢および妊娠時の妊娠期間を調整した後の3つの検体の多変量解析も同じ結果を示した。結論として,妊娠における異常なmiR-346およびmiR-582-3p発現レベルは,複数の母体および胎児の合併症と関連していた。母体血,臍帯血および胎盤におけるそれらの差異的発現は,有害な産科結果に対する潜在的なバイオマーカーまたは治療標的となり得る。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 妊娠高血圧症 ,  早産 ,  ヒト ,  妊婦 ,  *妊娠合併症 ,  *アンチセンスRNA ,  胎児 ,  バイオマーカー ,  遺伝子発現
準シソーラス用語： 子癇前症 ,  miR-346 ,  miR-582-3p ,  治療標的 ,  疾患マーカー

分類 (2件)： 婦人科疾患,妊産婦の疾患  (GS03000D) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 母体 ,  胎児 ,  合併症 ,  差異 ,  MIR ,  発現