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J-GLOBAL ID:201702265139538955   整理番号:17A0522365

新しい可視光励起性テトラキス-Ln-β-ジケトナート(Ln=Sm3+,Eu3+)錯体の明るいオレンジ色および赤色発光ダイオード

Bright orange and red light-emitting diodes of new visible light excitable tetrakis-Ln-β-diketonate (Ln = Sm3+, Eu3+) complexes
著者 (5件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 1687-1695  発行年: 2017年 
JST資料番号: H0785A  ISSN: 1144-0546  CODEN: NJCHE5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2つの新しい可視光励起可能なランタニド錯体(NBu4[LnL4)[L=1-(4-(9H-カルバゾール-9-イル)フェニル)-4,4,4-トリフルオロブタン-1,3-ジオン;(Ln=Sm3+,Eu3+)]を合成し,このルミネセンス特性を示した。(NBu4[LnL4])錯体は,固体状態で室温において明るいフォトルミネッセンスを示し,Eu3+とSm3+イオンの特徴的な赤色とオレンジ色の発光を示した。錯体で得られたフォトルミネッセンスの全量子収率(φov)と寿命(τ)は,(NBu4[EuL4])では80±8%と780±6μs,固体状態の(NBu4[SmL4])(λex=410nm)では1%と97±2μsであった。RM1計算を行い,NBu4[EuL4の基底状態の幾何学的形状を予測し,中心Eu3+は八重配座であることを示した。このモデルで予測されたNBu4[EuL4]のフォトルミネッセンスや理論的Judd-Ofeltパラメータは,実験値とほぼ一致しており,LUMPACソフトウェアで実施されたこの理論的アプローチの効率が証明された。単純なスピンコーティング技術と,エミッタとして2つの錯体を用いて,ITO/PEDOT:PSS(50nm)/(NBu4[LnL4])(5%):CBP(66.5%)-OXD7(28.5%)(50nm)/BCP(50nm)/LiF(1.5nm)/Al(120nm)の一般的な構造を有するLEDを作製した。(NBu4[EuL4])に基づくデバイスは,純粋な赤色発光において,最大輝度が1234cd/m2,電流効率が3.5cd/A,電力効率が11.3lm/W,外部量子効率が2.3%であった。一方,そのSm3+類似体は,最高輝度831cd/m2,電流効率1.4cd/A,電力効率0.5lm/W,外部量子効率1.1%を示した。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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発光素子  ,  錯体のルミネセンス 

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