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J-GLOBAL ID：201702265179272069   整理番号：17A1160312

アンギオポイエチン様4:インスリン抵抗性と関節リウマチとの分子的関連【Powered by NICT】

Angiopoietin-like 4: A molecular link between insulin resistance and rheumatoid arthritis

著者 (2件)： Masuko Kayo (Health Evaluation and Promotion Center, Sanno Medical Center, Tokyo, Japan) ,  Masuko Kayo (Clinical Research Center for Medicine, International University of Health and Welfare, Tokyo, Japan)
資料名： Journal of Orthopaedic Research  (Journal of Orthopaedic Research)
巻： 35  号： 5  ページ： 939-943  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2653A  ISSN： 0736-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の証拠は,共通因子(s)または分子(s)は脂質とグルコース代謝,炎症および骨・軟骨変性を調節する可能性があることを示唆した。これら所見はリウマチ関節炎の症例における自己免疫状況で生じる慢性炎症に特に関連しているかもしれないとインスリン抵抗性と心血管合併症と同様に関節の劣化の原因となる。この共通調節系の候補はペルオキシソーム増殖因子活性化調節因子とその応答因子により仲介されるシグナルを含み,アンジオポイエチン様4。血管新生機能を有することが報告されていることをアディポサイトカイン,アンジオポイエチン様4の発現と生物活性は,血管系と脂肪組織のみならずリウマチ関節で検出された。アンジオポエチン様蛋白質4の重要な役割は,脂質異常症で確立されていると,最近の報告は,慢性関節リウマチにおける骨・軟骨異化を調節する可能性があることを示した。リウマチ性関節炎におけるアンギオポイエチン様4の発現増強はインシュリン抵抗性,心血管リスクおよび関節破壊の発生を説明し,それによってこの分子は抗リウマチ関節戦略のための有望な標的であることを示唆した。本レビューは,慢性炎症状態と関節リウマチ,および可能性のある治療候補者におけるアンジオポイエチン様4の役割に関する最近の研究を述べた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 脂質 ,  軟骨 ,  血管新生 ,  *リウマチ ,  *インスリン抵抗性 ,  治療法 ,  脂肪組織 ,  アディポカイン ,  炎症 ,  生物活性 ,  *関節リウマチ ,  高脂血症 ,  循環系
準シソーラス用語： 慢性炎症 ,  *アンギオポイエチン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： ANGPTL4 ,  炎症 ,  インスリン抵抗性 ,  慢性関節リウマチ ,  TNF-α

分類 (3件)： 運動器系の疾患  (GG03000T) ,  運動器系の診断  (GG02000M) ,  運動器系の基礎医学  (GG01020B)

タイトルに関連する用語 (4件)： アンギオポイエチン ,  インスリン抵抗性 ,  関節リウマチ ,  分子