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J-GLOBAL ID:201702265182963128   整理番号:17A1505439

ブファリンはミトコンドリア機能とDNA損傷修復を抑制することにより神経膠芽腫の放射線感受性を増強する【Powered by NICT】

Bufalin enhances radiosensitivity of glioblastoma by suppressing mitochondrial function and DNA damage repair
著者 (16件):
資料名:
巻: 94  ページ: 627-635  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0845C  ISSN: 0753-3322  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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中国ヒキガエルBufo gargarizanの毒で見出された強心性ステロイド,ブファリンは,ヒト癌の成長,結腸とぼうこうなどを阻害することが示された。ここでは,in vitroブファリンにU251およびU87MG神経膠芽腫(GBM)細胞株の応答を調べ,ブファリンはいくつかの生物学的過程を障害することを見出した。まず,U251およびU87MGの両方で,ブファリンは,細胞増殖を低下し,G2/M細胞周期停止(~10%対~30%,未処理と処理細胞)を誘導した。第二に,ブファリンは,ミトコンドリア膜電位を破壊し,減少した酸素消費とATP産生をもたらした。第三に,相同組換(HR)効率は,ブファリンの存在下で両細胞株における~40%減少した。分子レベルでは,ブファリンは減少したRAD51蛋白質,HRの中心プレーヤー,γ-H2AX増加し,DNA二本鎖切断の存在のマーカーをもたらした。最後に,ブファリンはin vitroでGBM細胞の治療における放射線と付加的であった。細胞死は放射線治療単独に比べて併用療法で有意に増加した。著者らの所見は,ブファリンが低下したミトコンドリアとDNA修復機能をもたらし,従って,照射療法へのGBM細胞の感受性を増加させる有望な治療薬であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞生理一般  ,  腫ようの放射線療法 
物質索引 (1件):
物質索引
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