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J-GLOBAL ID:201702265203765597   整理番号:17A0431614

20種の有機微量汚染物質の酸化還元と温度依存性減少-系統的なカラム研究

Redox and Temperature Dependent Attenuation of Twenty Organic Micropollutants-A Systematic Column Study
著者 (4件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 155-167  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: E0100A  ISSN: 1061-4303  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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「有機微量汚染物質」という用語は,医薬品およびパーソナルケア製品,工業用薬剤,殺虫剤および獣医学製品が微量の水中に存在する様々な異なる化合物を指す。高度な分析方法のおかげで,水中環境における有機微量汚染物質の存在が,過去数十年間に大きな注目を集めている。例えばカルバマゼピンは廃水処理で難分解性であり,一方ある種の殺菌剤やサリチル酸は部分的にあるいは効率的に除去される。最終的に,廃水由来の有機微生物汚染物質と呼ばれる処理済み廃水中に残存する残留汚染物質は,その後,地下水に入る可能性がある。いくつかの研究によれば,多くの有機微量汚染物質の減少が,地下水流路に沿った温度および酸化還元状態などの流体化学的な状態によっていることが示されている。このため本稿では,典型的には地下水で遭遇する酸化還元シーケンスのセクションを表す4種の異なる酸化還元状態での,20種の廃水由来有機汚染物質の分解挙動に焦点を当てている。目的は,これらの化合物の減弱のための好ましい条件を同定することであった。その結果,合計10の化合物について,酸化還元の依存性が推定され,それらの大部分は,好気性条件下でより効率的に除去された。対照的に,1種は鉄/マンガン還元条件で最も高い除去率を示した。10種の化合物について酸化還元の依存性が推定され,その大部分は好気的条件下でより効率的に除去された。他の10種については酸化還元条件によっては有意に影響されなかった。さらにその中の8種は安定であった。低温の操作カラムでは10種について温度依存性の減少が見られ,うち7種はより高い温度で除去速度が測定され,これは微生物の活動によると思われる。これらの本研究にて,酸化還元や温度依存性の分解過程の知見が得られたが,これらの証拠を強化し,さらに長期にわたるデータを得るためにさらなる実験が必要である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水質汚濁一般  ,  薬物学一般 

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