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J-GLOBAL ID:201702265254100217   整理番号:17A1390088

高灰分含量藻類バイオマスの水熱液化に及ぼす灰の影響【Powered by NICT】

Effect of ash on hydrothermal liquefaction of high-ash content algal biomass
著者 (9件):
資料名:
巻: 25  ページ: 297-306  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3154A  ISSN: 2211-9264  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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以前の研究は,高灰分含量は水熱液化(HTL)プロセスにおけるバイオ原油の生成を防ぐように見えたことを示した。HTL反応に及ぼす灰含有量の影響を調べるために,廃水処理システム(AW)からの混合培養藻類バイオマスは二画分(AW41~0.8とAW38~0.5)に分離し,60分の反応時間(以前に決定された最適条件),300°CでHTLによるバイオ原油に変換した。スクリーン前処理前のAWバイオマスと比較して,AW41~0.8とAW38~0.5の灰分含量はそれぞれ53.3wt%から41.8wt%と38.5wt%に低下した。さらに,得られたバイオ原油の高位発熱量(HHV)は27.5MJ/kgから32.3MJ/kgに増加し,軽質油(沸点110 300°C)の割合が31wt%から49wt%に増加した。上記の結果は,ある量の灰分含量の藻類バイオマスは,合理的な質と量とバイオ原油に変換できることを示した。バイオ原油収率や品質に正の効果を示す可能性がある灰の濃度の範囲を明らかにするために,純粋な藻類原料と代表的な灰分含量のHTL変換を行った。藻類原料中の灰分含有量は40wt%未満の場合,藻類バイオ原油のHHVと沸点分布はほとんど影響されなかった。この事実は,HTL原料のための廃水処理システムからの高灰分藻類を使用することの実現可能性を実証し,生物燃料応用のための高灰分藻類バイオマスの多段階前処理と修飾の必要性を減少させる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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生物燃料及び廃棄物燃料 
タイトルに関連する用語 (5件):
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