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J-GLOBAL ID：201702265288504594   整理番号：17A1093088

魚類細胞株における異なる二酸化チタンナノ粒子により誘導される無視できる細胞毒性【Powered by NICT】

Negligible cytotoxicity induced by different titanium dioxide nanoparticles in fish cell lines

著者 (6件)： Bermejo-Nogales Azucena (Instituto Nacional de Investigacion y Tecnologia Agraria y Alimentaria (INIA), Departamento de Medio Ambiente, Ambiente, Carretera de la Coruna, Km 7.5, 28040 Madrid, Spain) ,  Connolly Mona (Instituto Nacional de Investigacion y Tecnologia Agraria y Alimentaria (INIA), Departamento de Medio Ambiente, Ambiente, Carretera de la Coruna, Km 7.5, 28040 Madrid, Spain) ,  Connolly Mona (Heriott-Watt University, School of Life Sciences, Edinburgh, UK) ,  Rosenkranz Philipp (Instituto Nacional de Investigacion y Tecnologia Agraria y Alimentaria (INIA), Departamento de Medio Ambiente, Ambiente, Carretera de la Coruna, Km 7.5, 28040 Madrid, Spain) ,  Fernandez-Cruz Maria-Luisa (Instituto Nacional de Investigacion y Tecnologia Agraria y Alimentaria (INIA), Departamento de Medio Ambiente, Ambiente, Carretera de la Coruna, Km 7.5, 28040 Madrid, Spain) ,  Navas Jose M. (Instituto Nacional de Investigacion y Tecnologia Agraria y Alimentaria (INIA), Departamento de Medio Ambiente, Ambiente, Carretera de la Coruna, Km 7.5, 28040 Madrid, Spain)
資料名： Ecotoxicology and Environmental Safety  (Ecotoxicology and Environmental Safety)
巻： 138  ページ： 309-319  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0825B  ISSN： 0147-6513  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二酸化チタンナノ粒子(TiO_2~-NP)は,それらの光触媒と紫外線遮蔽特性のために化粧品,太陽及び塗料産業で多くの用途を持っている。TiO_2~-NPの生産の連続的増加は,この製造されたナノ材料のリスクを高める処理排水や農業土壌改良剤による水域に入ることがわかった。TiO_2~-NPは,多くの水生生物の非常に低い毒性を示した。しかし,それらの有害な影響と毒性それらの可能性がある作用機構に関する決定的なデータはない。このレベルで,in vitro細胞培養系は,多種多様な物質,ナノ材料の毒性の基礎となる過程についての洞察を得るために有用なツールである。異なる分類群の生理機能における差異は,関心のある分類群に由来する細胞の使用を勧めるが,様々な細胞タイプからのデータ集合を研究過程のより良い理解を可能にした。を考慮して,本研究の目的は,種々の魚細胞系(RTG-2,PLHC-1,RTH-149,RTL-W1)とニジマス初代肝細胞を用いた三種類TiO_2~-NP,ルチル疎水性(NM 103),ルチル親水性(NM 104)とルチル-アナターゼ(NM 105)の,EU共同研究センター(JRC)処分場から得られた,の毒性を評価することであった。比較目的のために,異なる分散プロトコル,終点アッセイと長期曝露時間の影響は,魚細胞系(RTG 2)およびラット肝癌細胞株(H4IIE)で検討した。TiO_2~-NPs分散液は細胞培養培地における凝集の可変次数を示した。ミトコンドリア代謝活性,細胞膜の完全性とリソソーム機能の破壊は試験した時間及び濃度範囲でTiO_2~-NPへの曝露後のいずれの培養細胞株においても検出されなかった。これらの結果は,試験したTiO_2~-NPの低毒性を示すと総合的試験戦略の枠内で更なるテストを容易にすることができる高スループットスクリーニング法としてin vitroで維持した魚類細胞の有用性を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 水生生物 ,  肝細胞 ,  ルチル ,  *毒性 ,  スクリーニング ,  疎水性 ,  in vitro実験 ,  ナノ材料 ,  化粧品 ,  親水性 ,  細胞培養 ,  *細胞毒性
準シソーラス用語： *二酸化チタン ,  *酸化チタンナノ粒子 ,  *細胞株 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 二酸化チタン ,  ナノ材料 ,  Cytotoxicity ,  肝細胞 ,  ニジマス ,  カダヤシ魚

分類 (2件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 魚類 ,  細胞株 ,  酸化チタンナノ粒子 ,  誘導 ,  細胞毒性