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J-GLOBAL ID:201702265302208993   整理番号:17A1019766

レオ光学近赤外分光法により研究したヒドロキシル基ナノ複合材料を含む官能化ポリプロピレンの強化機構【Powered by NICT】

Reinforcement mechanism of functionalized polypropylene containing hydroxyl group nanocomposites studied by rheo-optical near-infrared spectroscopy
著者 (6件):
資料名:
巻: 92  ページ: 86-96  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0690A  ISSN: 0014-3057  CODEN: EUPJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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充填剤-マトリックス界面の異なる化学構造を持つヒドロキシル基(PPOH)ナノ複合材料を有する官能化ポリプロピレンは二次元相関分光法と組合せた流動光学近赤外測定により調べ,ナノ複合材料の強化機構のより良い理解を提供した。PPOHナノ複合材料は,(i)シリカナノ球(SNS)および(ii)界面活性剤(mSNS)で修飾したSNSを溶融混合により作製した。SNS/PPOHにPPOHからの非同期相関強度の減少は,非晶質と結晶の引張変形が同時に起こったことを示した。これらの観察は,充填剤とマトリックス間の高い界面接着は非晶質の変形を制限することを示唆した。この機構は複合材料の機械的強度の向上に寄与していると考えられる。mSNS/PPOHの非同期相関強度はSNS/PPOHのそれよりも高く,非晶質の変形のあるレベルを可能にしたことを示した。SNSの表面改質は充填剤-マトリックス相互作用を抑制し,mSNS/PPOHの比較的低い引張強さをもたらすことをしていると考えられる。,NIR分光法に基づく技術は,引張試験中の結晶と非晶質成分の挙動に及ぼすナノ複合材料の充填剤-マトリックス界面接着の影響を明らかにし,広範囲の重合体ナノ複合材料系のフィラー-マトリックス付着力挙動を評価するために一般的に適用できるかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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充填剤,補強材  ,  機械的性質 

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