文献

J-GLOBAL ID：201702265333088298   整理番号：17A0473471

対照的潅漑レジメのもとで評価された高地ワタ(Gossypium hirsutumL.)の繊維クチクラワックスレベルの化学的変化【Powered by NICT】

Chemical variation for fiber cuticular wax levels in upland cotton (Gossypium hirsutum L.) evaluated under contrasting irrigation regimes

著者 (7件)： Thompson Alison L. (USDA-ARS, US Arid-Land Agricultural Research Center,21881 North Cardon Lane, Maricopa, AZ 85138, USA) ,  Pauli Duke (Plant Breeding and Genetics Section, School of Integrative Plant Science, Cornell University, Ithaca, NY 14853, USA) ,  Tomasi Pernell (USDA-ARS, US Arid-Land Agricultural Research Center,21881 North Cardon Lane, Maricopa, AZ 85138, USA) ,  Yurchenko Olga (USDA-ARS, US Arid-Land Agricultural Research Center,21881 North Cardon Lane, Maricopa, AZ 85138, USA) ,  Jenks Matthew A. (Division of Plant and Soil Sciences, West Virginia University, Morgantown, WV 26505, USA) ,  Dyer John M. (USDA-ARS, US Arid-Land Agricultural Research Center,21881 North Cardon Lane, Maricopa, AZ 85138, USA) ,  Gore Michael A. (Plant Breeding and Genetics Section, School of Integrative Plant Science, Cornell University, Ithaca, NY 14853, USA)
資料名： Industrial Crops and Products  (Industrial Crops and Products)
巻： 100  ページ： 153-162  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0732A  ISSN： 0926-6690  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高地ワタ(Gossypium hirsutumL.)からの繊維は地球綿の約90%が毎年生産されるまでになった。繊維品質はバルク綿販売への処理と因子の繊維工場に重要である。繊維品質は多くの環境因子により影響を受ける可能性がある,水不足,育種プログラムのための重要な焦点を主要な繊維特性を同定するが含まれていた。綿繊維は主にセルロースから構成されている特殊な毛であるが,遊離ワックス及びクチンから成るクチクラを有していた。綿繊維の全クチクラワックスは繊維加工時の潤滑剤として作用することが示されているが,重要な品質形質と負に相関した。本研究の目的は,水で制約される(WL)および水の豊富な(WW)潅がい処理の下での綿繊維のクチクラワックス化合物を同定し,定量化し,七高地ワタ系統からの繊維品質との関係を評価した。今日までの綿繊維クチクラワックスの最も詳細な特性解析を通じて,41定量可能な化合物は,遊離脂肪酸,第一アルコール,アルデヒド,アルカン,と暫定的に同定されたアルカンジオールを含む同定した。これら41種類の化合物およびそれらの合計(全ワックス)のうち,九の量はWL及びWW条件間で有意に異なっていた(α=0.05)。全ワックスと36種の化合物は高度に再現性があり(r≧0.60),ワタの育種プログラムにおける選択に積極的に対応するであろうことが示される。灌漑法にかかわらず,強い正の相関(r_p0.64 0.80)は繊維の長さと均一性第一アルコール,脂肪酸,アルデヒドとで見られた。これらの知見は,これらの化合物に関連した生合成経路は,これらの二つの重要な繊維品質形質の表現型の変動性に寄与する,クチクラ繊維ワックスに関連した生化学的経路は分子育種アプローチを介した代謝工学のための候補であることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 性能分析 ,  *ワックス ,  アルカン ,  遊離脂肪酸 ,  *高地 ,  表現型 ,  *クチクラ ,  育種 ,  再現性 ,  セルロース ,  アルデヒド
準シソーラス用語： 代謝工学 ,  生合成経路 ,  綿繊維 ,  繊維品質 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 綿繊維 ,  繊維品質 ,  クチクラワックス ,  ゲノミクス支援育種

分類 (2件)： 繊維料作物  (FC03077U) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (10件)： 対照 ,  潅漑 ,  レジメ ,  評価 ,  高地 ,  ワタ ,  Gossypium ,  繊維 ,  クチクラワックス ,  化学的変化