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J-GLOBAL ID：201702265369930685   整理番号：17A0945414

歩行者用信号の時間設定と歩行者の横断行動について

著者 (1件)： 横関俊也 (科学警察研)
資料名： 月刊交通  (交通)
巻： 48  号： 7  ページ： 91-98  発行年： 2017年07月25日 
JST資料番号： L5033A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歩行者用信号が赤に変わった時,歩行者が横断歩道上に残留することは安全上・交通処理上から望ましくない。歩行者用青点滅表示を長くすると残留歩行者が減少するとの調査結果があることから,これを確認する実験を行った。埼玉県の三郷駅前交差点の横断歩道(約22m)を対象とし,横断状況のビデオ映像データを分析した。歩行者用信号の設定は,1)青22秒,青点滅11秒(標準的な最小値),2)青22秒,青点滅22秒,3)青17秒,青点滅22秒,4)青22秒,青点滅16秒の4ケースとした。横断開始時の信号表示別に赤表示での残留歩行者発生状況,青点滅表示中の信号遵守率を調べ,各ケースの比較を行った。青点滅表示時間を長くすると赤信号での残留歩行者が少なくなること,一方で信号無視をする人数が多くなること等が分かった。

シソーラス用語： *歩行者 ,  歩行者交通 ,  *交通信号制御 ,  横断歩道 ,  埼玉県 ,  信号交差点 ,  映像 ,  信号現示 ,  *人間行動
準シソーラス用語： ビデオ映像 ,  交通信号 ,  信号表示

分類 (1件)： 交通管制・規制  (TB01032S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 歩行者 ,  歩行 ,  行動