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J-GLOBAL ID:201702265374020792   整理番号:17A1693419

分子ガラスの表面拡散が超安定品,普通品,経年品および超薄膜で何故同じなのか【Powered by NICT】

Why is surface diffusion the same in ultrastable, ordinary, aged, and ultrathin molecular glasses?
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資料名:
巻: 19  号: 44  ページ: 29905-29912  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Fakhraaiと共同研究者は蒸着で作製した同じ分子ガラス形成体,N,N′-ビス(3-メチルフェニル)-N,N′-ジフェニルベンジジン(TPD)の超安定ガラス,物理的に経年なしとさせたガラス,普通ガラス,超薄膜における表面拡散を測定した。これらのすべてのガラス表面での拡散は,他の研究者によって以前に見出されたものと同様にバルク拡散と比べて大幅に増加したが,測定された表面拡散係数DSは実質的に同じであった。観察されたDSが,緻密化または有限サイズ効果に起因する構造的α緩和の変化に依らないことは,表面拡散増加の物理的起源に関する現在の理解に影響する。以前,また本研究でも結合モデルの基本緩和時間τ0,またその類縁のJohari-Goldsteinのβ緩和τβ,は普通ガラスに見られる増加を定量的に説明できることを示した。本論文では,超安定ガラス,劣化した普通ガラス,超薄膜のτβとτ0の変化が全て普通ガラスと比べて有意差がないことを示すために,かなり多数の実験的証拠を集め得た。以上のように結合モデルで求めた表面拡散の増加の説明との関連で,これらのτβとτ0に対す実験事実の集合は更にFakhraaiと共同研究者が見つけたようなTPDの種々のガラスでほぼ同じDSになる説明をつけた。Copyright 2018 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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その他の非晶質の構造  ,  固体中の拡散一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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