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J-GLOBAL ID：201702265392311283   整理番号：17A1179005

3カニューレを挿入した圧縮スクリューを使用した大腿骨頚部骨折の初期固定不全の新しい角度との関係【Powered by NICT】

A new angle and its relationship with early fixation failure of femoral neck fractures treated with three cannulated compression screws

著者 (3件)： Zhang Y.L. (Department of Orthopaedic Surgery, The Second Affiliated Hospital and Yuying Children‘s Hospital of Wenzhou Medical University, 109 Western Xueyuan Road, 325000 Wenzhou, China) ,  Zhang W. (Department of Orthopedic Surgery, Shanghai Jiao Tong University Affiliated Sixth People’s Hospital, 600 Yishan Road, 200233 Shanghai, China) ,  Zhang C.Q. (Department of Orthopedic Surgery, Shanghai Jiao Tong University Affiliated Sixth People’s Hospital, 600 Yishan Road, 200233 Shanghai, China)
資料名： Orthopaedics & Traumatology: Surgery & Research  (Orthopaedics & Traumatology: Surgery & Research)
巻： 103  号： 2  ページ： 229-234  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3360A  ISSN： 1877-0568  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pauwels角が広く用いられてきたが,この角の正確な評価は,影響を受けた下肢の変形のために困難である。は大腿骨頚部骨折の配向の新しい測定を設計し,評価するために遡及的研究にこれを適用した:(1)その再現性,(2)Pauwels角と比較して,その利点,(3)三にカニューレを挿入した圧縮スクリューで処理した短期予後との関係。この新しい測定は再現性があり,大腿骨頚部骨折の治療のためのいくつかの基準意味を持っている。三カニューレを挿入した圧縮スクリューを使用した大腿骨頚部骨折患者二百二十八名が遡及的に分析した。VN角,頚部軸の破壊線と垂直の間の角度とPauwels角は,それぞれ測定した。ICC法は二つの角度の再現性を評価するために実施した,術前・術後のX線写真における差の絶対値を用いて,二角の均一性を評価することであった。これらの骨折はVN角(VN<0°(n=92)0°≦VN<10°(n=82),10°≦VN<15°(n=26),VN≧15°(n=28))に従って四グループに分け,これらの骨折におけるX線写真の短期(6か月以内)固定結果を評価した。術前X線写真におけるVN角とPauwels角のICCは0.937(95%信頼区間(CI):0.922 0.950)及び0.942(95% CI: 0.914 0.970)であり,両方の角度は良好な評価者間再現性を持つことを示した。しかし,術前・術後のX線写真(P=0.037)におけるPauwels角の間に大きな相違があり,絶対差は10.66±6.47であった(範囲:1.72 38.48),VN角(P=0.084)と絶対差の統計的差は2.20±1.63(範囲:0.05 7.56)であった。ねじゆるみ,内反崩壊,著明な骨折変位または大腿骨頚部短縮として定義される全体的な固定故障率は11.84%であり,VN角に従った平均故障率はそれぞれ0%,3.24%(95% CI: 1.64 4.84),22.69%(95% CI: 16.43 28.96),65.45%(95% CI: 59.36 71.53)であった。術後Pauwels角(<30°, 30 50°,>50°)に従って骨折の平均故障率はそれぞれ0%,1.46%(95% CI: 1.42 1.50)と36.24%(95% CI: 34.93 37.54)であった。VN角は良好な検者間再現性,Pauwels角よりも高い信頼性を有しており,カニューレを挿入した圧縮スクリューを使用した大腿骨頚部骨折の短期予後に密接に関連している。レベルIV,遡及的診断的研究。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： X線写真 ,  下肢 ,  *骨折 ,  患者 ,  *カニューレ ,  絶対値 ,  信頼区間 ,  再現性 ,  故障率 ,  内反 ,  信頼性
準シソーラス用語： *大腿骨頚部 ,  短期予後 ,  後向き研究 ,  *大腿骨頚部骨折 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 大腿骨頚部骨折 ,  カニューレスクリュー ,  VN角

分類 (3件)： 運動器系疾患の外科療法  (GG05030O) ,  運動器系の疾患  (GG03000T) ,  運動器系の診断  (GG02000M)

タイトルに関連する用語 (4件)： カニューレ ,  スクリュー ,  大腿骨頚部骨折 ,  初期固定