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J-GLOBAL ID:201702265396201920   整理番号:17A1164917

急性肺損傷の小児におけるvon Willebrand因子抗原の血しょう中濃度の予測値【Powered by NICT】

The predictive value of Von Willebrand factor antigen plasma levels in children with acute lung injury
著者 (4件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 91-97  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2719A  ISSN: 8755-6863  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】von Willebrand因子抗原(VWF Ag)は急性肺障害(ALI)の肺内皮損傷のマーカーとなることを証明した。ALIの子供におけるVWF Ag血しょう中濃度の予測値を評価することを目的とした。【方法】前向き対照試験は患者群,40人の健康な子供と対照群としてALI40例を含んでいた。プラズマVWF Agレベルは患者群で1日と3日で測定し,対照群の1回測定した。【結果】ALIの最も一般的な原因は,肺炎(35%)であった。VWF Ag血漿レベルは1日目と3日目で対照群よりも患者群で有意に高かった(P=0.001および0.002)であった。ALI患者の平均PaO_2/FiO_2は137±65.38であった。死亡率は30%であった。死亡したサブグループは1日目と3日目でVWF Agの有意に高い血漿レベルサブグループ(P=0.016とP<0.0001),有意に高いC反応性蛋白質(P=0.001),多臓器障害(MSOF)の有意に高い率(P=0.001),小児集中治療室の短い持続時間(PICU),および機械的換気(MV)自由日(P<0.0001)は生存を有していた。1日目のVWF上昇は有意なMSOF(P=0.011)と死亡率(P=0.009)と関連し,3日目に上昇したVWF AgはMSOF(P=0.004),MVの長さ(P=0.024),PICU入院期間(P=0.011)の有意な増加と関連していた。VWF Agは1日目と3日での死亡率の予測のための高感度(94.2%, 93.4%)と特異性(83.1%, 81.7%)であった。多変量回帰分析では,血漿VWF AgレベルはARDS小児患者における死亡率の独立予測因子であることを明らかにした。【結論】プラズマVWF AgレベルはALI/ARDSの小児における転帰の優れた予測マーカーである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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呼吸器疾患の薬物療法  ,  呼吸・呼吸器作用薬の臨床への応用 

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