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J-GLOBAL ID：201702265418997109   整理番号：17A0570976

日野川流域における積雪量経年変化の推定事例

著者 (1件)： 有森正浩 (美しい田園21)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 85  号： 5  ページ： 492-493  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨今気候温暖化が叫ばれている。中国地方は全国の積雪地帯を有する地域の中で最も南に位置しており,温暖化の影響を敏感に受けることが懸念される。春の融雪水は代かき期などの貴重な水源であり,流域の積雪量を適切に把握しておくことは重要である。今回の検討では,鳥取県日野川流域を事例として,積雪・融雪モデルを用いて1940~2016年の過去77年間における積雪量の追跡計算を行った。毎年の最大積雪水量,根雪期間は減少し,消雪日は早期化していた。代かきなどで水需要が高まり始める5月1日時点の流域平均積雪水量は100年間で76mmの割合で減少してきており,おおむね30年後には消滅するペースの減少であったことが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *河川 ,  鳥取県 ,  *深さ ,  *経時変化 ,  *推定 ,  水 ,  解析モデル ,  降雪量 ,  時期 ,  融雪 ,  積雪 ,  平均値 ,  流域
準シソーラス用語： 消雪日 ,  積雪・融雪モデル ,  積雪水量 ,  *積雪量 ,  *日野川 ,  融雪水 ,  流域平均

分類 (1件)： 雲と降水の微物理  (DC05110M)

引用文献 (4件)：

• 菅原正巳:流出解析法,共立出版,pp.161~167(1972)
• 橋本敏行,宮本博文,有森正浩:米子の気温と降水量を用いて計算した大山山麓の積雪深の推定精度検証,第67回農業農村工学会中国四国支部講演会講演要旨集,pp.61~63(2012)
• 橋本敏行,宮本博文,有森正浩:鳥取県日野川流域における積雪水量の経年変化推定,水土の知 81(5),pp.46~47(2013)
• 橋本敏行,宮本博文,有森正浩:米子の降水量と気温を用いた大山山麓の積雪深推定,水土の知 80(12),pp.56~57(2012)

タイトルに関連する用語 (4件)： 流域 ,  積雪量 ,  経年変化 ,  推定