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J-GLOBAL ID：201702265434528595   整理番号：17A1410577

全湿潤表面上のナノ液滴の前駆体膜の広がり動力学【Powered by NICT】

Spreading dynamics of a precursor film of nanodrops on total wetting surfaces

著者 (4件)： Weng Yu-Hsuan (Department of Chemical Engineering, National Taiwan University, Taipei 106, Taiwan. [e-mail]) ,  Wu Cyuan-Jhang ,  Tsao Heng-Kwong ,  Sheng Yu-Jane
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 40  ページ： 27786-27794  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全湿潤表面上のナノ液滴の広がり動力学は多体散逸粒子動力学によって調べた。種々の拡散係数(S)をもつ滑らかな及び粗い面の両方を考慮した。広がり膜の進展は主に濡れ面積(R_P)と球状キャップの見かけの底面半径(R_b)および接触角(θ)の半径によって特性化される。R_pとR_b間の差は前駆体膜の存在を明らかにした。動的挙動はべき乗則によって記述できる:R_p~t^m,R_b~t^mとθ~t^-α。表面粗さに関係なく,指数0.1と0.3はTanner則と一致し,拡散係数とは無関係であった。しかし,前駆体膜の膨張は,表面粗さと拡散係数に依存する。粗さに対応する空洞サイズは減少し,Sが増加すると,指数mはほぼ0.1から0.2まで上昇できる。すなわち,自発的膨張は拡散係数によって駆動されたが,表面粗さによって妨げられている。平滑表面上のナノ液滴の強制拡大は異方性膨張をもたらした。力方向L(t)べき乗則L∝t^pと指数p≒0.274に従うに沿った長さはS.それにもかかわらずに鈍感であり,力の方向に垂直な方向は自発的拡散により支配される長さ。後端の接触線ピン止めは,中間力に対してのみ認めた。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *液滴 ,  *膜 ,  *動力学 ,  拡散係数 ,  接触角 ,  表面粗さ ,  ピン止め

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 湿潤 ,  ナノ液滴 ,  前駆体 ,  広がり ,  動力学