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J-GLOBAL ID:201702265460303591   整理番号:17A1960485

南秦嶺造山帯,中国中部におけるMiaoyaカーボナタイト複合岩体のその場U-Th-Pb年代【Powered by NICT】

In situ U-Th-Pb ages of the Miaoya carbonatite complex in the South Qinling orogenic belt, central China
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巻: 290-291  ページ: 159-171  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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南秦嶺造山帯におけるMiaoyaカーボナタイト複合岩体はカーボナタイトと閃長岩から構成されていることを中国最大の希土類元素(REE) Nb電着物を持つ1つである。複合体の定置年代とカーボナタイトと閃長岩の地質年代学的関連は長い間議論されてきた。本研究では,その場U-Th-Pb年代はMiaoya複合体のカーボナタイトと閃長岩から構成鉱物ジルコン,モナズ石およびコロンバイトで得られ,それらの化学的および同位体組成を示した。カーボナタイトと閃長岩からのジルコンのその場微量元素組成は非常に可変的である。ジルコンはEu異常と種々の軽REE(LREE)含有量と共にわずかに重REE(HREE)-濃縮コンドライト規格化パターンを示さなかった。レーザアブレーションによるMiaoya複合体からのジルコンのその場Th-Pb年代測定ではICP-MSは,カーボナタイトの閃長岩と426.5±8.0Ma(n=23)の442.6±4.0Ma(n=53)の年代を示す。カーボナタイトと閃長岩からのモナズ石は同様のREEパターンを示し,~240Maの一貫したTh-Pb年代が得られた。岩石学と化学組成に基づいて,カーボナタイトからコロンバイトを二群に同定することができた。カーボナタイト中に分散したコロンバイトはわずかにLREEに富むコンドライト規格化REEパターンで特徴づけられ,一方燐灰石を付随するコロンバイトはLREE傾向によって特性化した。コロンバイトはLA-ICP-MSを用いた232.8±4.5Ma(n=9)の加重平均~206Pb/~238U年代を持つことを決定した。詳細な地質年代学的及び化学的研究は,Miaoyaカーボナタイト複合岩体の形成史におけるマグマ/交代作用活性の二種類の主要なエピソードであったことを示唆した。シルル紀に定置した初期アルカリ火成活動はMianlue海洋の開口に関連していたが,後期交代作用または熱水オーバープリントは三畳紀の南秦嶺造山運動中に発生した。後者はREE(例えば,モナズ石)及びNb(例えば,コロンバイト)の両方の主要な鉱石形成期として役立つ。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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火成岩全般  ,  岩石圏の地球化学一般  ,  深成岩  ,  火山岩 

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