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J-GLOBAL ID:201702265480659965   整理番号:17A0997168

雄性稔性のWolbachia損失はLaodelphax striatellusにおける分枝鎖アミノ酸生合成とiLvEに関連する可能性がある【Powered by NICT】

Wolbachia-induced loss of male fertility is likely related to branch chain amino acid biosynthesis and iLvE in Laodelphax striatellus
著者 (8件):
資料名:
巻: 85  ページ: 11-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Wolbachiaは節足動物と線虫の多くの種に感染する内部共生生物である。Wolbachia誘導細胞質不和合性(CI)は,影響を受けた宿主における最も一般的な表現型は,Wolbachia感染雄と非感染雌間の交雑における胚致死性を含む。この現象の根底にある分子機構は現在不明である。Laodelphax striatellus(Fallen),重要なイネ害虫,はい致死性が強く,ほぼ完全ながWolbachia感染の分子相関を調べた。は父系効果はい致死性誘導のための候補遺伝子を同定するために4日齢Wolbachia感染と感染していないL.striatellus精巣の遺伝子発現を比較した。マイクロアレイ解析に基づいて,iLvEは最も下方調節される遺伝子であった;この遺伝子は分枝鎖アミノ酸(BCAA)生合成を仲介し,繁殖成績に関連する多くの過程に関与する。非感染雄L.striatellusにおけるRNAiによるiLvEのノックダウン後,雄性稔性が減少し,胚孵化率の減少をもたらしたが,稔性はこれらの雄とWolbachia感染雌間の交配における救済された。非感染雄の化学的飼料におけるBCAAの除去も雄性稔性の損失をもたらした。低アミノ酸栄養は雄の交尾によって移動する精子の数を減らすことによりL.striatellusにおける成体繁殖に影響する精巣におけるWolbachiaへの精子の曝露時間を増強するかもしれない。これらの結果から,WolbachiaはiLvE,分枝鎖アミノ酸生合成の重要な因子に作用すると,精子成熟を遅らせることによりL.striatellusにおける雄性稔性を減少させる可能性があることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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異種生物間相互作用  ,  遺伝子発現  ,  遺伝子操作  ,  生殖生理一般 

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