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J-GLOBAL ID：201702265497873979   整理番号：17A0686039

MASTにおける磁力線再結合中の局在化電子加熱

Localized electron heating during magnetic reconnection in MAST

著者 (10件)： YAMADA T. (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TANABE H. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  WATANABE T.G. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  HAYASHI Y. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  IMAZAWA R. (Japan Atomic Energy Agency, Ibaraki, JPN) ,  INOMOTO M. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  ONO Y. (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  GRYAZNEVICH M. (Culham Sci. Centre, Oxfordshire, GBR) ,  SCANNELL R. (Culham Sci. Centre, Oxfordshire, GBR) ,  MICHAEL C. (Culham Sci. Centre, Oxfordshire, GBR)
資料名： Nuclear Fusion  (Nuclear Fusion)
巻： 56  号： 10  ページ： 106019,1-7  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： H0220B  ISSN： 0029-5515  CODEN： NUFUAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標記球形トカマクにおいて,強いガイド磁場のもと,無衝突条件下で2つのトロイダルプラズマが合体する過程における電子温度分布をThomson散乱で測定した。合体時の磁力線再結合を伴い,電子温度が1keV以上に上昇する。電子温度は電流シート中のXポイントで顕著なピーク示し,Xラインに沿ったトロイダル電場によるJoule加熱を反映している。ピーク電子温度はガイド磁場とともに著しく増大し,電子の平均自由行程計算とも一致する。下流での緩やかな電子加熱は,イオン-電子衝突を通じたバルクプラズマ中のイオンから電子へのエネルギー移動による。電子密度分布は磁力線再結合の下流で形成される衝撃波構造に対応しており,イオンの運動エネルギーは熱エネルギーに変換される。

シソーラス用語： *磁力線再結合 ,  *トカマク ,  *プラズマ加熱 ,  Thomson散乱 ,  *加熱 ,  天体プラズマ ,  衝撃波 ,  *電子加熱 ,  MAST【トカマク】 ,  *球状トカマク
準シソーラス用語： *磁力線つなぎかえ ,  *球形トカマク ,  *電子温度分布 ,  電子温度測定

分類 (2件)： プラズマ平衡・閉込め  (BJ02070P) ,  核融合装置  (BJ02083Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： MAST ,  磁力線再結合 ,  局在化 ,  電子加熱