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J-GLOBAL ID:201702265502196396   整理番号:17A0884137

硬骨魚における卵膜厚さの比較とZP蛋白質合成の部位との関係【Powered by NICT】

Comparison of Egg Envelope Thickness in Teleosts and its Relationship to the Sites of ZP Protein Synthesis
著者 (13件):
資料名:
巻: 328  号:ページ: 240-258  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1624A  ISSN: 1552-5007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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硬骨魚卵外被は一般的に薄い外側の層と厚い内部層から成っていた。太平洋ニシン卵外被の内層はさらに明確な内部層IおよびIIに分けられる。著者らの以前の研究では,ニシンから四透明帯(ZP)蛋白質(HgZPBa,HgZPBb,HgZPCa,HgZPCb),そのうちの二は(HgZPBaとHgZPCa)卵巣における肝臓および二(HgZPBbとHgZPCb)で合成したをクローン化した。本研究では,これら四種類の蛋白質に対する抗体が増加して免疫組織化学を用いてそれらの位置を同定した。著者らの結果は,内層は主にHgZPBaとCaから構成されていることを示唆しているが,内部層IIは主にHgZPBaから構成されている。HgZPBbとCbはエンベロープの微量成分であった。ニシンの卵外被は主として肝臓合成ZP蛋白質から構成されている。55種の受精卵エンベロープの厚さの比較は,肝合成ZP蛋白質由来の卵外被は浮性卵よりも底生卵中の厚くなる傾向があることを示唆したが,卵巣合成ZP蛋白質由来の卵外被は,そのような傾向を示さなかった。我々の比較は,厚い卵膜を持つ卵のふ化前の期間が薄い卵膜を持つ卵のそれより長いことを示唆した。は進化時の肝臓合成ZP蛋白質の獲得は,厚い卵外被,卵膜を厚くすることでふ化前の環境における機械的ストレスに適応する底生卵を持つ種を可能にすることを開発する能力を付与することを仮定し,一方,遠洋卵外被はされていない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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