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J-GLOBAL ID:201702265504235956   整理番号:17A1443326

インシュリン分泌におけるグルコース感知受容体の役割【Powered by NICT】

Role of the glucose-sensing receptor in insulin secretion
著者 (3件):
資料名:
巻: 19 Suppl S1  ページ: 54-62  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2549A  ISSN: 1462-8902  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グルコースはインシュリン分泌の一次刺激剤である。グルコースはグルコース代謝にのみ依存する機構によりその効果を発揮すると考えられてきた。グルコースがβ細胞の急速なCa~2+と環状AMPシグナルを誘導することを示した。これらの迅速信号はグルコース代謝に無関係であり,非代謝性グルコース類似体により再現した。これらの結果は,グルコースは,細胞表面受容体,すなわちグルコース受容体を活性化することを仮定した。グルコースにより誘導された迅速な信号は,甘味受容体サブユニットT1R3とカルシウム感知受容体サブユニットCaSRの阻害により阻止された。これらの観察と一致して,T1R3およびCaSRはヘテロ二量体を形成する。添加では,T1R3とCaSRのヘテロ二量体はグルコースにより活性化される。これらの結果は,T1R3とCaSRのヘテロ二量体は,グルコース感知受容体の主要成分であることを示唆した。グルコース受容体がブロックされた時に,グルコース誘導インシュリン分泌は抑制された。,ATP産生は受容体の阻害により有意に減弱した。逆に,人工甘味料または非代謝性グルコース類似体のいずれかによってグルコース感知受容体の刺激はATPを増加した。グルコース受容体シグナルはグルコース代謝を促進した。まとめると,グルコースは細胞表面グルコース感受性受容体を活性化し,それ自身の代謝を促進した。グルコースは細胞に入り,既に活性化された代謝経路を介して代謝される。グルコース受容体はβ細胞におけるグルコースの作用を調節する重要な分子である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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すい臓ホルモン  ,  代謝異常・栄養性疾患一般  ,  すい臓 
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