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J-GLOBAL ID:201702265509595737   整理番号:17A1184159

プロゲステロンと成長因子産生を減少させることによるシステアミンによる思春期前後のヒツジ乳腺発達の阻害【Powered by NICT】

Inhibition of peripubertal sheep mammary gland development by cysteamine through reducing progesterone and growth factor production
著者 (18件):
資料名:
巻: 89  ページ: 280-288  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1189A  ISSN: 0093-691X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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システアミンは長年シスチン蓄積症の治療に使用されており,さらに,ハンチントン病,パーキンソン病(PD),非アルコール性脂肪肝疾患,マラリア,癌,及びその他を含む様々な疾患の治療薬として使用されてきた。システアミンは多くの潜在的な応用を持っているが,その使用は問題である。生殖システム,特に乳腺に及ぼすシステアミンの低用量の影響は現在未知である。本研究では,システアミンの低用量(10mg/kg/日)は,肝臓,脾臓,心臓のヒツジ体重増加や臓器指数に影響しなかったが,血リンパ球,単球,および血小板のレベルを増加させた。非常に興味深いことに,臓器指数および乳房腺管の数を削減することにより処理の2または5カ月後乳腺発達を阻害した。血しょう成長ホルモンとエストラジオールは変化しなかった;が,血しょうプロゲステロンレベルとヒツジ卵巣におけるHSD3β1の蛋白質レベルはシステアミンによる減少した。ステロイドホルモンに加えて,乳腺腺で産生される成長因子も,乳腺発達に重要な役割を果たしている。結果は,HGF,GHR,IGF1Rの蛋白質レベルはシステアミン治療の5か月後に減少したことを示した。これらの知見は,乳腺におけるプロゲステロンと局所成長因子は思春期ヒツジ乳腺発達のシステアミン開始阻害に関与するかもしれないことを示唆した。さらに,生殖能力の減少につながる可能性がある。その作用をさらに検討し,その限界を克服までシステアミンは非常に注意して使用するべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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消化器の基礎医学  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 

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