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J-GLOBAL ID:201702265558043857   整理番号:17A0598894

超分子化学療法:オキサリプラチン放出の制御とククルビト[7]ウリルによるスペルミンの消費を組み合わせた抗腫瘍活性の協調的増強

Supramolecular Chemotherapy: Cooperative Enhancement of Antitumor Activity by Combining Controlled Release of Oxaliplatin and Consuming of Spermine by Cucurbit[7]uril
著者 (6件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 8602-8608  発行年: 2017年03月15日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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超分子化学療法は,ホストゲスト化学により抗腫瘍薬の細胞毒性を調節し,過剰発現されている腫瘍マーカーを競合的に置換することにより,それらの抗腫瘍薬の活性を回復させることを目的としている。本稿では,結腸直腸癌治療薬であるオキサリプラチンの臨床抗腫瘍薬を利用した超分子化学療法の新しい例を紹介する。結腸直腸正常細胞に対するオキサリプラチンの細胞傷害性は,オキサリプラチンとククルビト[7]ウリル(CB[7])との間のホストゲスト複合体形成によって有意に減少させることができた。重要なことは,オキサリプラチン-CB[7]複合体は,オキサリプラチン自体よりも抗腫瘍活性が協調的に増強されていた。一方,オキサリプラチン-CB[7]からのスペルミンの競合的置換によって,オキサリプラチンの抗腫瘍活性を再現することができる:一方,CB[7]は,腫瘍細胞増殖に必須である腫瘍環境において過剰発現したスペルミンを消費することができる。これらの2つの事象により,抗腫瘍性能を協調的に増強することができる。そして超分子化学療法は,スペルミン過剰発現腫瘍を治療するために適用することができる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  薬物の相互作用 

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