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J-GLOBAL ID：201702265587014495   整理番号：17A0370411

水素吸蔵多孔質シリカ「クラスター’は蒸留酒に含まれるアセトアルデヒドを減少させる【Powered by NICT】

The hydrogen-storing microporous silica ‘Microcluster’ reduces acetaldehyde contained in a distilled spirit

著者 (2件)： Kato Shinya (Radioisotope Facilities for Medical Science, Life Science Research Center, Mie University, Edobashi 2-174, Tsu, Mie 514-8507, Japan) ,  Miwa Nobuhiko (Emeritus Professor, Prefectural University of Hiroshima, Nanatsuka 562, Shobara, Hiroshima 727-0023, Japan)
資料名： Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications  (Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications)
巻： 69  ページ： 117-121  発行年： 2016年 
JST資料番号： W0574A  ISSN： 0928-4931  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アセトアルデヒドはアルコール液加齢で生産された有害な物質である。アセトアルデヒドを低減するために水素吸蔵ミクロポーラスシリカ「マイクロクラスター(MC+)の能力を評価し,オートクレーブ脱水素MC+(MC )と比較した。アセトアルデヒドは酵素法による分光光度定量した。真正のアセトアルデヒドは20分間MC+により処理し,43.4ppmから10.9ppmに減少したが,MC-49.3ppmで維持した。一方,蒸留酒に含まれるアセトアルデヒドはMC+による20分で29.5ppmから3.1ppmに減少したが,ないMC-により減少した。アセトアルデヒドないMC+またはMCに蒸留水添加を用いて定量化に関する見かけ上の効果を示さなかった。蒸留酒中のアセトアルデヒドはMC+中に含まれる水素ではなくMC+のシリカ部分によるエタノールに還元される。1.2mLの水素ガスは水中のMC+0.59gから20分間放出され,溶解した水素1.09ppm, 687.0mVの酸化還元電位の顕著な還元能の指標となった。,MC+はMC+から放出された溶存水素による蒸留酒中のアセトアルデヒドを低減する能力を持っている。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 還元性 ,  分光光度定量 ,  *蒸留酒 ,  オートクレーブ ,  *水素吸蔵 ,  蒸留水 ,  *クラスタ ,  *水素 ,  酸化還元電位 ,  *蒸留 ,  *二酸化ケイ素 ,  マイクロクラスタ ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族アルデヒド
準シソーラス用語： 水素ガス , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 溶存水素 ,  アセトアルデヒド ,  蒸留精神 ,  アセトアルデヒドデヒドロゲナーゼ ,  水素ガスの容積測定

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

物質索引 (2件)： エタノール ,  アセトアルデヒド

タイトルに関連する用語 (5件)： 水素吸蔵 ,  多孔質シリカ ,  クラスター ,  蒸留酒 ,  アセトアルデヒド