文献

J-GLOBAL ID：201702265645202902   整理番号：17A0630637

ツリー構造結合ステレオ符号化を用いた暗号化カラーバーコード

Encrypted Color Barcode Using Tree-Structure Joint Stereo Coding

著者 (1件)： ROKUI Jun (Shimane Univ., Matsue, JPN)
資料名： Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics  (Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics)
巻： 21  号： 3  ページ： 417-424  発行年： 2017年05月20日 
JST資料番号： F1398A  ISSN： 1343-0130  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究において,筆者らはツリー構造結合ステレオ符号化(TJSC)を用いた暗号化カラーバーコードを提案した。TJSCは木構造符号化チャネルの集合を組み合わせる手法である。基準チャネルの最適ペアはチャネルペアを形成するためのベクトル類似度を用いる事によって探索される。TJSCは従来の共同ステレオ符号化手法と比較した時に平均して6%まで圧縮比を改善する事が期待される。本研究において,筆者らは各層に対して色情報を提供するマルチレイヤ中に整列したビットデータを用いた高容量カラーバーコードを提案した。木構造及び符号化情報双方はTJSCによる符号化中に生成されるので,木構造情報の復号化鍵を生成する事によって暗号化カラーバーコードを生成できる。本研究において提案したカラーバーコードは情報保護機能を採用し,高いセキュリティ機能を有した電子媒体を用いた新しい印刷媒体として受け入れられる事が期待される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *符号化 ,  *バーコード ,  ベクトル ,  角度 ,  セキュリティ ,  類似性 ,  ツリー構造
準シソーラス用語： *暗号化カラーバーコード ,  ステレオ符号化 ,  類似度

分類 (3件)： 信号理論  (ND02020G) ,  データ保護  (JD01020V) ,  代数学  (AB02000R)

引用文献 (8件)：

• J. Rekimoto and Y. Ayatsuka, “CuberCode: Designing Augmented Reality Environments with Visual Tag,” ACM Press, pp. 1-10, 2000.
• Information Technology: Automatic Identification and Data Capture Technologies - QR Code 2005 Bar Code Symbology, ISO/IEC 18004, Organization for Standardization, 2006.
• D. Parikb and G. Jancke, “Localization and Segmention of A 2D High Capacity Color Barcode,” Application of Computer Vision 2008, 2008.
• J. Rokui, “Tree-Structure Lossless Coding using Intervector Angle,” Proc. 19th Int. Conf. on Pattern Recognition (ICPR2008), 978-1-4244-2175-6, 2008.
• T. Liebchen, Y. A. Reznik, “MPEG-2 ALS: an Emberging Standard for Lossless Audio Coding,” Proc. IEEE Data Compression 2004, pp. 439-448, 2004.

タイトルに関連する用語 (6件)： ツリー構造 ,  ステレオ ,  符号化 ,  暗号化 ,  カラー ,  バーコード