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J-GLOBAL ID:201702265686917377   整理番号:17A1998987

西部太平洋への北東日本の河川流域からの極端淡水流出のモデル化【Powered by NICT】

Modeling of extreme freshwater outflow from the north-eastern Japanese river basins to western Pacific Ocean
著者 (15件):
資料名:
巻: 555  ページ: 956-970  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0584A  ISSN: 0022-1694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,二つの極端な台風事象を導入することにより,水文学的および海洋結合モデリングにおける正確な極端な放電入力の重要性を示した。北東日本の沿岸域における海面塩分分布(SSS)に及ぼす河口からの極端な淡水流出イベントの影響を調べた。以前の研究は,河口で観測流量,季節平均した年々,年間,月あるいは日シミュレーションデータを使用した。,標的九河川の二台風時の時間毎のピーク放電を再現し,衛星リモートセンシングデータを用いた結果の検証と共に観察され,気候学的とシミュレーションされた淡水流出に基づく沿岸域におけるSSSに及ぼすそれらの影響を比較した。二標的台風事象(ChataanとRoke)の西部太平洋に流入する九つの一級河川流域からの1時間ごとのシミュレーションされた淡水流出データのセットを作成し,統合水文(CDRMV3.1.1)と海洋(JCOPE T)モデルとを用いて,シミュレートした放電を水文モデルを用いた場合と河川からの淡水入力として気候学的平均月別流量を用いた場合を比較した。SCE-UA法を用いて最適化CDRMVモデルを用いて,河口での極端な台風事象のピーク流量の事後予報を再現し,複数の河川流域位置を考慮することができる。モデル化したSSSの結果は,クロロフィルa分布と比較して,衛星リモートセンシングによる観測で検証した。沿岸域におけるSSSの投影は,極端な淡水流出を含まないより現実的となった。これらの結果は,台風RokeとChataan例で較正された最適化されたモデルパラメータを水文モデルは類似の物理的特性を持つ他の極値降水量事象からの流出値を予測するために使用できることを示唆した。極端台風事象の適切なシミュレーションは,より現実的な沿岸SSSを提供し,将来における短時間予報(nowcasting)分析を開発するための種々の降水入力を持つ異なるシナリオ解析を可能にする。Copyright 2018 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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水文学一般 

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