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J-GLOBAL ID：201702265736177054   整理番号：17A1604865

ビスマスのルイス酸性度に対する配位子のはさみ角の重要性

Consequence of Ligand Bite Angle on Bismuth Lewis Acidity

著者 (5件)： KANNAN Ramkumar (Indian Inst. of Sci. Education and Res. Thiruvananthapuram, Thiruvananthapuram, IND) ,  KUMAR Sandeep (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND) ,  ANDREWS Alex P. (Indian Inst. of Sci. Education and Res. Thiruvananthapuram, Thiruvananthapuram, IND) ,  JEMMIS Eluvathingal D. (Indian Inst. of Sci., Bangalore, IND) ,  VENUGOPAL Ajay (Indian Inst. of Sci. Education and Res. Thiruvananthapuram, Thiruvananthapuram, IND)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 16  ページ： 9391-9395  発行年： 2017年08月21日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 有機ビスマスカチオンのルイス酸性度を制御調節するための共通パラメータとして,配位子のはさみ角が重要であることを示す。ここでは,はさみ型配位子として用いる芳香族の二座配位子である[(ジメチルアミノ)メチル]ベンゼン及びジメチルアミノベンゼン,ならびに単座配位子であるトリメチルベンゼンを用い,キレート構造を持つ2つの有機ビスマスカチオンを調製した。Gutmann-Beckett法により,2つの有機ビスマスカチオンのルイス酸性度を評価した結果,はさみ型配位子のキレート環のサイズが小さく,C-Bi-Nのはさみ角が小さくなるにつれて,ビスマス部位におけるルイス酸性度は大きくなることが明らかになった。

シソーラス用語： *酸性度 ,  *Lewis酸 ,  *配位子 ,  *有機ビスマス化合物 ,  パラメータ ,  カチオン ,  サイズ効果 ,  結合角 ,  ビスマス ,  金属イオン ,  ビスマス錯体 ,  キレート化合物 ,  錯体生成 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： *Lewis酸性度 ,  キレート ,  サイズ依存性 ,  ハサミ型錯体 ,  *ハサミ型配位子 ,  ビスマスイオン ,  *二座配位子 ,  単座配位子

分類 (2件)： 非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  酸塩基平衡  (CB04020D)

物質索引 (3件)： [(ジメチルアミノ)メチル]ベンゼン ,  1,3,5-トリメチルベンゼン ,  ジメチルアミノベンゼン

タイトルに関連する用語 (5件)： ビスマス ,  ルイス酸性度 ,  配位子 ,  はさみ ,  重要性