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J-GLOBAL ID:201702265749534330   整理番号:17A0858900

スタチン治療中の冠動脈疾患患者での低密度リポプロテインにおけるエゼチミブと関連した植物ステロール作用を評価するための無作為非盲検試験

A Randomized Open-Label Trial to Assess the Effect of Plant Sterols Associated with Ezetimibe in Low-Density Lipoprotein Levels in Patients with Coronary Artery Disease on Statin Therapy
著者 (9件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 30-36  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W2343A  ISSN: 1096-620X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物ステロール豊富食品とエゼチミブを併用すると,コレステロールの吸収が抑えられ血清中のLDLレベルが減少することから,本研究では,スタチン治療にも関わらずLDLレベルが依然として下がらない冠動脈疾病患者への「植物ステロール+エゼチミブ」の効果を検討した。すなわち,40名の患者を無作為に4つのグループ(各10名)に分け,6週間の実験を実施した。対照群はスタチンのみを投与,実験群は〔スタチン+エゼミチブ(EZ)/10mg/日〕(EZ)群,〔スタチン+植物ステロール(PS)/2g/日〕(PS)群,および〔スタチン+EZ(10mg)+PS(2g)〕(EZ+PS)群の3種類である。実験開始前の平均LDL量は,対照群で97.4mg/dL,EZ群では105.1mg/dL,PS群で95.4mg/dL,および(EZ+PS)群では97.0mg/dLであったが,6週間後の実験終了時には対照群で若干増大(106.1mg/dL,+8.9%)した以外は,EZ群(85.0mg/dL,-19.1%)およびPS群(79.6mg/dL,-16.6%)はかなり減少し,(EZ+PS)群(70.5mg/dL,-27.3%)は更に大幅に減少した。実験を通して被験者の体重および空腹時血糖値の変化は認められなかった。以上の結果から,PS+エゼミチブの組合わせは,低LDLレベルを誘導し,冠動脈疾患患者に対して優れた治療効果を与えることが示唆された。
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分類 (1件):
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脂質代謝作用薬の基礎研究 

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