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J-GLOBAL ID：201702265792013026   整理番号：17A0970400

細菌接着を増加させることなく歯肉線維芽細胞の整列と増殖を駆動することを目的としたチタン表面上のナノ溝とケラチンナノファイバー【Powered by NICT】

Nanogrooves and keratin nanofibers on titanium surfaces aimed at driving gingival fibroblasts alignment and proliferation without increasing bacterial adhesion

著者 (11件)： Ferraris S. (Department of Applied Science and Technology, Politecnico di Torino, Torino, Italy) ,  Truffa Giachet F. (CNR-ISMAC, Istituto per lo Studio delle Macromolecole, Biella, Italy) ,  Miola M. (Department of Applied Science and Technology, Politecnico di Torino, Torino, Italy) ,  Miola M. (Department of Health Sciences, Universita del Piemonte Orientale, Novara, Italy) ,  Bertone E. (Department of Applied Science and Technology, Politecnico di Torino, Torino, Italy) ,  Varesano A. (CNR-ISMAC, Istituto per lo Studio delle Macromolecole, Biella, Italy) ,  Vineis C. (CNR-ISMAC, Istituto per lo Studio delle Macromolecole, Biella, Italy) ,  Cochis A. (Department of Health Sciences, Universita del Piemonte Orientale, Novara, Italy) ,  Sorrentino R. (Department of Health Sciences, Universita del Piemonte Orientale, Novara, Italy) ,  Rimondini L. (Department of Health Sciences, Universita del Piemonte Orientale, Novara, Italy) ,  Spriano S. (Department of Applied Science and Technology, Politecnico di Torino, Torino, Italy)
資料名： Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications  (Materials Science & Engineering. C. Materials for Biological Applications)
巻： 76  ページ： 1-12  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0574A  ISSN： 0928-4931  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： インプラント周囲炎と上皮下方成長が今日では経粘膜歯科インプラントに関連する主な条件。は炎症過程と最終的な組織恒常性と破壊のプロモーターである歯肉線維芽細胞はインプラント周囲炎において重要な役割を果たすことができる。関連炎症状態は,一般的にも駆動細菌インプラントのコロニー形成に対抗することである。本研究では,機械的に生成したナノ溝(0.1 0.2μm)と電気紡糸により堆積したケラチンナノファイバーに基づく新しい技術は細菌付着を増加させることなく歯肉線維芽細胞整列および増殖を駆動することができるチタン表面を得るために提案されている。作製した表面はそれらのモルフォロジー(FESEM),化学組成(FTIR, XPS),表面電荷(ゼータ電位)と濡れ性(接触角)により解析した。その後,細胞(ヒト初代歯肉線維芽細胞)と細菌(黄色ブドウ球菌)の接着の観点において,それらの性能は,鏡面研磨したチタン表面と比較した。結果は,歯肉線維芽細胞生存率は表面粗さまたはケラチンナノファイバーによって負の影響を受けないことを明らかにした。反対に,細胞接着と広がりは表面粗さ生成したナノ溝に沿った有意な細胞配向を明らかにすることにより,強く影響された。しかし,ケラチン影響は明らかに表面トポグラフィーに関して支配的で,ナノファイバーの表面で増加した細胞増殖をもたらす表面溝の存在は無視されていた。さらに,ナノ溝もケラチンナノファイバーを鏡面研磨した表面と比較して細菌生物膜付着を増加させた。このように,本研究は,経粘膜歯科用インプラントのための主要な要求に適合するように仕上げ表面改質のための有望な革新的な戦略と技術を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  黄色ぶどう球菌 ,  炎症 ,  細胞接着 ,  エレクトロスピニング ,  細胞増殖 ,  表面改質 ,  *ケラチン ,  接触角 ,  生物膜 ,  *線維芽細胞 ,  ヒト ,  モルフォロジー ,  付着
準シソーラス用語： *歯肉線維芽細胞 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： チタン ,  ケラチンナノファイバー ,  ナノ溝 ,  歯科インプラントカラー ,  線維芽細胞アラインメント ,  細菌接着

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  歯科材料  (GT06000B)

タイトルに関連する用語 (5件)： 細菌接着 ,  歯肉線維芽細胞 ,  整列 ,  増殖 ,  チタン