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J-GLOBAL ID：201702265796501527   整理番号：17A1746579

Roux-en-Y胃バイパス手術による肥満ラットの脳組織炎症と脂質蓄積への影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Roux-en-Y gastric bypass surgery on the inflammation and lipid accumulation of brain tissue in obese rats

著者 (7件)： Li Zhihong (上海市浦東新区周浦医院 普外科,201318) ,  Gao Wenyu (上海市浦東新区周浦医院 普外科,201318) ,  He Zhijun (上海市浦東新区周浦医院 普外科,201318) ,  Wu Lianbao (上海市浦東新区周浦医院 普外科,201318) ,  Wu Yan (上海市浦東新区周浦医院 普外科,201318) ,  Xie Xiaoyun (同済大学附属同済医院 普外科,上海,200065) ,  Gao Yuan (同済大学附属同済医院 普外科,上海,200065)
資料名： Bangbu Yixueyuan Xuebao  (Bangbu Yixueyuan Xuebao)
巻： 42  号： 4  ページ： 427-430,446  発行年： 2017年 
JST資料番号： C3509A  ISSN： 1000-2200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的;高脂肪食により誘導された肥満ラットの脳組織における炎症と脂質蓄積に対するRoux-en-Y胃バイパス(RYGB)の影響を検討した。方法;30匹の4週齢雄性Wistarラットをランダムに正常食群(ND群),高脂肪食群(HFD群),高脂肪食群,およびRYGB群(HFD+RYGB群)に分け,各群10匹のラットに正常食を与えた。HFD群とHFD+RYGB群は高脂肪食を与えた。16週間の飼育後,HFD+RYGB群のラットにRYGBを行い,ND群とHFD群には偽手術を行った。術後のND群は正常食を続け、HFD群とHFD+RYGB群は高脂肪食を継続し、術後4週目にラットを屠殺し、血清サンプルを収集し、ELISA法によりラット血清トリグリセリド(TG)、コレステロール(TC)と遊離脂肪酸(FFA)レベルを測定した。ラットの脳組織を採取し、ELISA法によりラットの脳組織におけるジアシルグリセロール(DAG)とFFA及び腫瘍壊死因子(TNF)-α、インターロイキン(IL)-1、IL-6のレベルを測定した。免疫組織化学法によりラットの視床下部におけるカルシウム結合蛋白質1(Iba-1)とグリア線維酸性蛋白質(GFAP)の発現を測定し、電子顕微鏡によりラットの視床下部ニューロンの形態学的変化を観察した。結果;HFD群ラットの血清TG,TC,FFAレベルはND群とHFD+RYGB群より高かった(P<0.05~P<0.01)。HFD+RYGB群におけるFFAのレベルは,ND群におけるそれより有意に高かった(P<0.01)。2群間のTG,TCレベルに有意差は認められなかったが(P>0.05),HFD群の脳組織におけるDAGおよびFFAレベルはHFD+RYGB群およびND群よりも有意に高かった(P<0.01)。HFD+RYGB群の脳組織のDAG、FFAレベルもND群より有意に高かった(P<0.01)、ND群とHFD+RYGB群ラットの脳組織中のTNF-α、IL-1とIL-6のレベルはいずれもHFD群より顕著に低かった(P<0.01)。HFD+RYGB群のTNF-αレベルもND群より明らかに高かった(P<0.01)が、2群のIL-1とIL-6レベルにはいずれも統計学的有意差が認められなかった(P>0.05)。免疫組織化学検査により、HFD群とHFD+RYGB群ラットの視床下部におけるIba-1とGFAP陽性星状細胞の数が増加し、細胞が増大し、突起が太くなることを示した。HFD群と比較して,HFD+RYGB群におけるIba-1とGFAPの陽性発現は,有意に減少した。電子顕微鏡の下で,HFDラットの視床下部におけるミトコンドリアの浮腫,空胞形成および大量のオートファゴソーム形成が観察され,HFD+RYGB群における視床下部ニューロンの病変は軽減された。結論;RYGBは高脂肪食による肥満ラットの視床下部脳組織におけるTNF-α、IL-1、IL-6の発現を低下させ、視床下部神経細胞の病変を軽減し、脳組織の炎症状態を改善し、脳組織中の脂質含有量を低下させることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ニューロン ,  視床下部 ,  インターロイキン6 ,  *炎症 ,  カルシウム結合タンパク質 ,  ミトコンドリア ,  血清 ,  インターロイキン1 ,  ELISA ,  高脂肪食 ,  免疫組織化学 ,  *肥満 ,  TNFα
準シソーラス用語： Wistarラット ,  *脳組織 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： obesity ,  Roux-en-Y gastric bypass surgery ,  inflammation ,  lipid accumulation ,  glial fibrillary acidic protein

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患の治療  (GD05030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： 胃バイパス手術 ,  肥満 ,  ラット ,  脳組織 ,  炎症 ,  脂質蓄積