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J-GLOBAL ID:201702265834656707   整理番号:17A1715981

p-クロロアニリンの廃水処理に用いた好気性スラッジの造粒中の細胞外高分子物質の進化と機能的解析【Powered by NICT】

Evolution and functional analysis of extracellular polymeric substances during the granulation of aerobic sludge used to treat p-chloroaniline wastewater
著者 (9件):
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巻: 330  ページ: 596-604  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0723A  ISSN: 1385-8947  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞外高分子物質(EPS)は微生物からの主要な高分子量分泌,細胞と結合した外部ストレスに対して細胞を保護するための膨大な網状構造を形成した。本研究では,p-クロロアニリン(p ClA)廃水を処理するために利用される好気性汚泥の造粒中のEPSのレベルと機能を調べた。細胞外蛋白質(PN)の含有量はスラッジ造粒(ステージI)中のエキソ多糖類(PS)含有量に対して増加し,PNは好気性顆粒スラッジ(AGS)の形成に有意に寄与していることを意味している。高p ClA衝撃荷重(ステージII)の条件下で,PS含有量は122.7±22.0mgg 1~( 1)VSSから482.6±5.4mgg~( 1)VSSに増加し,これは高いp ClA負荷に対処するためのAGSの調節機構であるかもしれない。ドデシル硫酸ナトリウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS PAGE)の結果は,PNバンドはスラッジ粒状化,特に44.3 97 2kDaに位置する分子量を持つ蛋白質の開発と共に増加することを示した。接種活性スラッジと成熟した粒状汚泥のFourier変換赤外(FTIR)スペクトルは,微生物が3ターンヘリックスとβ-シートを含む二次構造とチロシン蛋白質,アスパラギン酸蛋白質と蛋白質の存在下で凝集するように見えることを示した。五種類の蛋白質を二次元電気泳動(2 DE)により同定し,これらの蛋白質は好気性スラッジとEPS分泌の造粒に関連していた。さらに,スラッジ微生物群集の解析はp ClA分解とEPS産生微生物としてZoogloea spp.とThauera spp.の濃縮した粒状スラッジの生成とp ClAの分解をもたらすことを明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 

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