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J-GLOBAL ID：201702265865017992   整理番号：17A0990655

速度と状態摩擦の微視力学モデル:1.静的および動的スライディング【Powered by NICT】

A micromechanical model of rate and state friction: 1. Static and dynamic sliding

著者 (2件)： Perfettini Hugo (ISTerre, Universite Grenoble-Alpes, IRD, CNRS, OSUG, IFSTTAR, Grenoble, France) ,  Molinari Alain (LEM3, Universite de Lorraine, Metz, France)
資料名： Journal of Geophysical Research: Solid Earth  (Journal of Geophysical Research: Solid Earth)
巻： 122  号： 4  ページ： 2590-2637  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2388A  ISSN： 2169-9313  CODEN： JGREA2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 速度と状態摩擦は地震サイクルの多くの特徴を説明するために広く使用されてきたが,実際の故障のための実験的に導出されたパラメータa,b及びd_cのスケーリングには問題がある。本論文の目的は,二つの表面の間の接触は塑性と弾性接触を介して起こる速度及び状態摩擦のための微視力学モデルを提示することである。せん断変形は円筒接触のバルクよりも接触の表面で調節されている,古典的に行った。粘塑性応答はJ_2塑性流理論によって支配されると仮定して,速度及び状態の枠組みを検索する。以前の研究とは異なり,塑性接触面積の変化を表す状態変数を同定した。我々のモデルでは,速度および状態枠組の全ての巨視的摩擦パラメータは基本的な接触のパラメータに関連している。状態変数の加齢進展則の導出を提供し,加齢,リンカーDieterichとNagata進展則を調和させる新しい進展則を提案した。活断層と地すべりの摩擦パラメータのスケーリングを論じた。摩擦は大きな法線応力(典型的には百MPaの)での塑性接触で制御されるために,a及びbパラメータは,断層スケールで同程度の値を持つべきである。著者らのモデルは,臨界滑り距離d_cはスケールに依存せず,塑性接触によってのみ制御されるべきであることを予測した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 臨界 ,  塑性流 ,  *微視力学 ,  活断層 ,  剪断変形 ,  地滑り ,  円筒 ,  状態変数 ,  塑性 ,  法線応力 ,  粘塑性
準シソーラス用語： リンカ ,  接触面積 ,  弾性接触 ,  地震サイクル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 摩擦 ,  速度と状態 ,  塑性および弾性接触 ,  微視力学モデル

分類 (2件)： 金属材料  (HC04020L) ,  金属材料  (HC03020E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 摩擦 ,  微視力学 ,  モデル